ピエールと川栄は、連続テレビ小説「とと姉ちゃん」(2016年、NHK総合ほか)で親子役を演じた。ピエールは「出来上がったものを見たら、ばっちり仕上がっていました。子供がこれを見て、怖くて泣いたらしいですから(笑)」と、川栄の吹き替えを称賛。
一方、前回の親子役から敵対関係に変わったことには、「絆は深い方だと思うんですけど、それが“絆が深すぎると敵対する時もあるんだね”って。絆って怖いよね」と、作品の内容にかけたダブル・ミーニングな発言で会場を沸かせた。
さらに、川栄から「お茶目で明るい人です」と言われたピエールは、「川栄さんの前では半裸になっていることが多いです」と自ら暴露。「一緒に共演していた時も、『お疲れ様でした~』って通りすがりですでに脱いでいるっていう状態が(笑)」と続いた川栄を、「今日は(服を)着てるなって思ったんじゃないですか?」と笑わせた。
フォトセッションでは、実際に撮影で使われたクボ(人形)が登場。貴重な人形を手にして緊張する川栄に対し、ピエールは「落とすなよ~! 落とすなよ~!」と、お決まりの“ふり”。MCが慌てて「駄目です」と止めたが、川栄は「本当に駄目ですか?」とスタッフをひやひやさせた。
最後に、ピエールが「多くの人に見てもらいたいというより、見る義務があるは言い過ぎですけど、ここまで熱量を込めて、時間と人の手を掛けて作った物をスルーしていいのかなっていうぐらいの作品だと思います。ぜひ、みんなの目に触れてほしいと思います」とアピール。
川栄は「日本の良さもたくさん詰まっていますけど、作り手の方の愛情が本当に詰まった映画です。私たちも愛情を込めて声を吹き込みましたが、この作品を見終わった後に、すごく心が温かい気持ちになると思います。二回でも三回でも見てもらいたいと思います」とあいさつし、イベントを締めくくった。
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