「花とゆめ」で連載中の人気コミックを映画化する「覆面系ノイズ」が、いよいよ11月25日(土)より公開となる。みずみずしい存在感を持った、旬の若手キャストが集結したことでも話題の本作。そこでWEBザテレビジョンで連載中のリレーインタビュー第4回には、志尊淳(=ユズ)、真野恵里菜(=深桜)、磯村勇斗(=クロ)、杉野遥亮(=ハルヨシ)の“軽音部メンバー”がそろって登場。映画のテーマでもある、“音楽と恋”を語り合う!
――ヒロインの繰り広げる三角関係だけでなく、バンドメンバーの築く友情と絆も本作の大きな見どころとなります。“軽音部メンバー”として共演を果たした皆さんですが、ご一緒してみての感想を教えてください。
志尊:やっぱり、真野ちゃんが一番落ち着いていました。僕たち男性陣の低レベルな会話にも合わせてくれて、まるで僕らのお姉さんのようでした。そういった意味でも、深桜役にはぴったりで。僕らのことをきっと、“子供だな”と見ていたと思うんです。でもちゃんとそこにも合わせてくれる余裕がある。さすがです!
杉野:本当に頼もしかった。姉御肌ですよね。
真野:本当にそう思ってる(笑)? 私は年下の男性とご一緒する機会があまりなかったので、“お局”的な見られ方をするのかなと思っていて…。
志尊:何を言ってるんですか!
真野:実は顔合わせのときに、三木(康一郎)監督が私の年齢をいじり出して。でも軽音部のみんなは、大人としてその話を聞いていたので“ありがとう”と思いました(笑)。撮影が始まってみると、志尊くんと磯村くんが2人でずっとくだらないギャグを言っていました。トイレに行くときも、“お花摘みに行ってくるね”とか言い合っていましたね。
――そうなんですね! 本当に皆さん、仲が良いですね。
志尊:あはは! そうなんです。一番のムードメーカーになってくれたのは、磯村くんで。
磯村:せっかくの学園ものなので、楽しい方がいいと思ったんです。みんな仲の良い役でもあるので、もっと仲良くしたい!と思っていました。実年齢では僕が年上になりますが、演じたクロはみんなより年下という設定なので、“お兄さん”という存在には見られたくないとも思って。どんどん僕から話し掛けにいっていました。
志尊:杉野くんはものすごく人見知りです。初めて会ったときには、話し掛けづらいオーラが出ていた(笑)! でも話してみたら、ものすごくかわいくて。ピュアなんですよ。
磯村:そうそう、ものすごい愛されキャラだと思う。いじりがいがあって、かわいいんですよ。
杉野:恥ずかしくなってきた…。そうやってあらためて言われると、すごい恥ずかしい(笑)。
――バンドのメンバーとして、楽器や歌にもチャレンジされました。
志尊:みんな何もできない状態から始まり、それぞれ3カ月くらい練習をしました。スタートも一緒で、何かを伝えようと必死に練習している姿もみんな同じ。色々な姿を見てきたからこそ、グルーブ感が生まれたと思います。磯村っちとは、2人でスタジオに行ったりもしたんです。最初はガチャガチャだったけど、すごく楽しかったよね!
磯村:すごい楽しかった! これがバンドをやる感じなんだ、音を作り上げていく感じなんだと実感できて、ものすごく楽しかったですね。個人練習を経て、みんなで合わせてみるとグッと一致団結した感じがしました。バンドの演奏シーンは、ぜひ注目してほしいです。
杉野:僕はベースを担当したんですが、みんなで音を合わせる前は、足を引っ張ってしまったらどうしようとものすごく不安でした。リズム感や裏拍もちゃんと合わせられるかなって…。でも合わせてみたら、不安より楽しさの方がずっと大きくて! やってみたら、不安がなくなっていました。
真野:私はボーカルを担当しました。もともと「ハロー!プロジェクト(以下、ハロプロ)」にいたので、歌の経験はあるんですが、深桜のキャラクター紹介に“バツグンに歌がうまい”と書いてあったので、プレッシャーは大きかったですね。“私で大丈夫かな”と思いました。でも、ハロプロの経験があったからこそ、この役がいただけたんだと思うととても背筋が伸びて。ハロプロを卒業してしまうと曲は増えていかないので、新しい曲を覚えて、レコーディングをしてというのも久しぶりでした。ワクワクしたし、あらためて歌の楽しさを実感することができました。
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