――青春のきらめきが詰まった映画となりました。皆さんが「このとき、青春だった!」と思うエピソードを教えてください。
志尊:僕は、高校生のころにはもうお仕事をしていたので、高校生らしいことはほとんどできなかったんです。楽しかったなと思うのは、球技大会かな。クラス対抗でバスケットボールで戦ったんですが、男女一緒になってすごく頑張ったんです。結果、学年で優勝することができて! みんなで一致団結したことが、青春だったなと思います。
磯村:僕はいたずらをした思い出です。僕の中ではすごく小さな、ちょっとしたものでしたがすごく怒られたんです。今思い返すと先生に怒られることもひとつの青春だなと思います。僕は結構、いたずら心があるタイプなんです。
杉野:僕は田舎の高校に通っていて、帰り道もコンビニしかなかったんです。部活帰りに“お腹すいた”と言いながらジュースを買って帰るのが、僕の青春です(笑)。
真野:高校一年生のときに、片思いをしている男の子がいました。ある日、学校に行ったらその人がミルキーをくれて。見てみたら、四つ葉のクローバーに“Happy”と書いてある包み紙で! ミルキーって何個かにひとつ、その包み紙があるんですよ。私はすごくうれしくて、しばらくその包み紙をお財布に入れていたんです(笑)。われながら、あれは青春だったなぁと思います。
杉野:それ、すごくいい話! 僕はブルーなエピソードしかないな…。小学生のときに好きな人がいたんですが、高校生になってもまた同じ人を好きになってしまったことがあります。結局フラれてしまって、そのときは落ち込みました…。
――胸キュンのお話をたくさんありがとうございます。最後に本作の好きなシーンを教えてください。
志尊:やはり音楽シーンは見応えがあると思います! 撮影よりもずっと前から練習してきたギターの成果を、ぜひ見ていただきたいです。
磯村:ユズとモモのセッションシーンは、ものすごくかっこよかったです。女性ならばキャーキャーと盛り上がってしまうこと間違いなしです。クロですか? クロの見どころは、猫耳のニット帽ですかね(笑)。前髪の出し方もポイントです。
杉野:僕は、深桜がユズに切ない言葉を言われて、走っていくシーンが好きです。ああ、切ないな…と思いました。
真野:好きなシーンばかりですが、深桜役を演じていて印象的だったのは、深桜とハルヨシ先輩の放課後の教室のシーンです。あそこのハルヨシ先輩はすごくかっこ良かった! ハルヨシ先輩の深桜への片想いにグッとくる人もいると思います。
杉野:深桜の切なさを見て、ハルヨシももっと深桜を好きになったんだと思う。ハルヨシの恋もぜひ応援してほしいです。
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