吉本実憂「大江戸ロボコン」で、岸優太をビシバシたたく“江戸っ子娘”に

2017/11/22 06:10 配信

ドラマ

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ロボット同士の直接対決が楽しみ!


――ロボコンについても伺います。ロボコン応援団のリーダーとして、12月3日(日)の「第30回高専ロボコン全国大会 大江戸ロボット忍法帳」(昼3:05-5:00、NHK総合)の生放送にもご出演されるとのことですが、今回の大会の注目ポイントはどんなところですか?

今回の大会は、直接ロボット同士がぶつかって戦う対決なので、相手によってロボットの戦法が変わったりするんです。だから、どういうアイデアが出るのかということが楽しみです。

私は九州の地区予選大会の応援にも行って、いろんなお話を聞いたのでワクワクしています。人間じゃできないような動きをするロボットたちを、人間が作っているということが、私はすごく好きです。

――大会の、若い世代の出場者の頑張りを見て、どう思いましたか?

取材に行かせてもらった時に、みんなロボコンだけじゃなくて、勉強もしなければいけないから、放課後に夜中まで残って作ったりするという話を聞いたんです。そんな汗と涙の結晶なんだなと思いました。昨年の高専ロボコンでもいろんな涙を見たので、今年はさらに応援したいという気持ちが増しています。

あと、高専のロボコンって、デザインが面白いところが多いような気がするんです。遊び心があったりするロボットも多いので、私の同世代の方々も「このロボット好き!」っていうものを見つけてもらえたらうれしいなと思います。

――現代のロボコンと、江戸のからくりを見て何か感じたことはありましたか?

今の方がちゃんとした道具がそろっていて、部品もしっかりしていて、リモコンもあって、画期的な印象ですが、江戸のからくりも現代のロボットも人間が心を込めて作っていることに変わりはないんだなということが分かりました。

ひさと源蔵の家のセットの中には、いろんなからくりや、竹細工や道具が並んでいて、木がいっぱいあったんですよ。現代はアルミやステンレスなどの金属が多いんですけど、江戸は木材が中心でしたね。

気が強い役柄とは裏腹に丁寧に質問に答えた吉本


撮影期間で、ちょっとおしとやかに?


――舞台が江戸ということで、着物の所作の勉強などもしたんですか?

所作や歩き方は先生に教えてもらいました。和服はすごく好きなので、着られてうれしいです。普段は着やすい服を選ぶことが多いので、お着物は少し窮屈に感じることもあるんですが、その窮屈さがいいなと思います。

歩くことも難しいんですが、最近はだいぶ慣れてきました。撮影期間の中でちょっとだけおしとやかに歩けるようになったんじゃないでしょうか(笑)。

――所作で難しかったのはどんなところでしたか?

将也に着付けをしてあげるシーンですね。将也のテンションが上がっていて、うろちょろ動いている中で帯を結ぶのがなかなか難しかったです。

――最後に、ひさの注目ポイントを教えてください。

ひさがからくり人形を作ったり、直している姿を見てほしいなと思っています。ひさは、からくり人形を触ったり、直すことが好きな子で、からくり人形を作っているおとっつぁんの背中もすごく好きなんです。

ひさがからくり人形に対してすごく楽しんで向き合っていることが伝わればいいなと思って、特に気合いを入れて演じているので、見ていただきたいです。