テレビ東京では、2018年1月クールに金曜8時枠で「特命刑事 カクホの女」を放送することが分かった。
同ドラマは、警視庁でずっと内勤だった人事畑のエリート警官・北条百合子(名取裕子)と、現場でずっと事件と戦ってきた叩き上げの刑事・三浦亜矢(麻生祐未)の凸凹コンビが、難事件を解決する。
また、警視庁から神奈川県警への通常ではありえない異動になった百合子に課せられた“特命”も明らかになっていく。
名取と麻生は、2014年の放送で人気を博した「マルホの女~保険犯罪調査員~」でもタッグ。さらに、「マルホの女」の脚本・秦建日子と演出・鈴木浩介も加わることになり、“マルホチーム”が舞台を警察に移して金曜8時にカムバックすることとなる。
名取は、「私達の世代、大人、もしくは高齢者? の楽しめる、情と、義と、理のある、見たあとにスカっとして、毎日を前向きに生きることの糧にしていただけるような、年を重ねていくことに誇りをもてるようなドラマにしたいです。大人の皆様、どうぞお楽しみに」とアピール。
対して麻生は、「再び、名取さんとご一緒できることになり、とても光栄です。ただ、物語の中では、私が演じる、亜矢さんの方が先輩風を吹かせて偉そうに命令したりするので、少々心配ですが…」と不安を口にしながらも、
「『カクホの女』では、毎回起こる殺人事件にまつわる人間模様を感動的に描きながら、私達を巻き込んだ大きな謎が展開していきます。50代の亜矢さんにしては、余りにもスリルあふれる毎日ですが、軽やかに、人付き合い上手く、自分に都合よく、全力を出さずにテキトーに、事件に関わっていくことでしょう。ちょっと変わった刑事ドラマになるのでは? という気がしています」とコメントした。
また、濱谷晃一プロデューサーは、「このドラマの見どころは何と言っても名取さんと麻生さんの掛け合いです。前作同様凸凹コンビのぶつかり合いはとても面白く、さらに、今作では2人がお互いの大きな秘密を暴いていくとてもスリリングな縦軸があります。
そして、毎回巻き起こる事件は、どんでん返しの連続です。ハードなサスペンスもコメディも巧みな秦建日子氏(脚本)と鈴木浩介氏(監督)が描く金曜8時のドラマ、ご家族皆さんで楽しめる作品になると思います」と作品への思いを語った。
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