麒麟・田村裕、「ホームレス中学生」の印税は「2億円」

2017/11/24 11:00 配信

バラエティー

番組のMCを務める河本準一、華原朋美、名倉潤(左から) (C)テレビ東京

11月23日深夜放送の「じっくり聞いタロウ~スター近況(秘)報告~」(テレビ東京系)では、「よそでは聞けない! 芸能人の触られたくないタブー衝撃告白SP」を放送。2007年、小説「ホームレス中学征」が大ヒットした田村裕(麒麟)が自身の貧しかった悲惨な幼少時代から、印税でつかんだ信じられない大金、そしてそれを使い果たしたジリ貧の現在、さらにテレビ初告発の衝撃の事実まで大暴露した。

貧困生活になったきっかけは「中学2年の夏休みの前日、家に帰ると、家具が全部、家の前に出ていて兄弟3人にお父さんが、差し押さえのテープの前で、「残念ながらご覧のとおり、お家の方へは入れなくなりました。これからは各々頑張って生きてください。解散!」って言ってどこかに行っちゃったという」と田村。「名言ですね、お父さんの」と有名なエピソードにMC河本準一(次長課長)もうなづく。

「そこからしばらくは公園などで暮らしたり、でもご飯が食べれないから1日中、小銭を探して歩いたり、図書館でひたすら水を飲んだりとか。ダンボールを噛んで空腹を満たしたり、そんな暮らしをして」と田村は当時の暮らしを振り返る。

そんな貧しい幼少時代を書いた「ホームレス中学生」が225万部の大ベストセラーに。「印税は2億円頂きました」と田村が暴露すると「えー」とスタジオ一同驚きの声をあげる。「でも2億と言っても税金が55%なので、自分で使ったのはおよそ9000万円です」と田村。しかし今は印税は全て残っていないという。「どれぐらいで無くなっていったんですか」と河本。「親父に家を買って、当時お世話になった人たちに恩返ししたり。で、ちょっといちびって(調子に乗って)正月に大阪と東京の劇場でその日に働いているスタッフや先輩、後輩関係なく集めて、全員に1万円ずつ渡したり」と田村。「アホやねん、お金が分からへんのよ。自分の家はどうした?」と河本。「自分の家は買ってないです」と田村。しかしお金があっという間に底をつき、30万円の家賃の家から10万円にまで下げて住んでいるという。

その後結婚、しかしホームレス中学生バブルも終わり、テレビ出演も激減。後輩の居酒屋でアルバイトをはじめたという。「今はだいぶ、潤ってるの?生活は?」と河本。「正直、潤ってはないですけど。でもアルバイトをしていた頃より、マシになりました」と田村。すると河本が「先々月、先月、今月と給料だけ言って終わりましょう」と詰め寄り、戸惑いながらも「50万円! 80万円! 60万円!」と田村が暴露。拍手が起きる中、河本も「もろうてる方やん!」と安心した口調で突っ込んだ。

さらに最後「ホンマにどこにも言ってなくて。実は、親父はもういてなくて。2年前に他界をしまして。ただ、その時、川島(明・麒麟)が結婚したり、コンビ的にエエ空気に(なってたから)」と田村。すると倉潤(ネプチューン)が「会えて親孝行をして亡くなったんやから。お父ちゃんとしてはね(よかった)」と言い河本が「家も買うてくれたし、その解散から考えたらとんでもないことやで」と慰めると「そうですね。親父も浮き沈みが激しかったけど、孫も見せれたし、最後は幸せやったと思います」と田村も答えた。

次回の「じっくり聞いタロウ~スター近況(秘)報告~」は11月30日(木)夜0:12から放送予定。