NHK総合およびEテレでは、現在“ロボコンウィーク”に突入している。
「高専ロボコン」こと「アイデア対決・全国高等専門学校ロボットコンテスト」には、全国の高等専門学校57校62キャンパスから、124チームが参加。地区大会を経て全国大会へ、発想力と独創力を注ぎ込んだ手製ロボットで勝ち上がっていく。
この「高専ロボコン」の全国大会が12月3日(日)にNHK総合にて生放送されるのを前に、同局では11月25日(土)夜11時35分より、「ロボコン30年『笑って笑って笑って泣いたロボコン秘話』」がオンエアされる。
同番組では、かつてロボコンで活躍したOBたちの“今”を紹介。経済産業省でロボット政策に携わる人物や、2年前に東証一部上昇を果たしたIT企業の社長を務める人物など、ロボコン出身者の活躍ぶりを追っていく。
そんな中、ロボコン応援団長の哀川翔は、東京大学大学院機械情報工学科で講師をしている新山龍馬氏を訪問する。カブトムシのブリーダーで、レーシングチームも所有する哀川は、カブトムシさながらの“昆虫ロボット”と対面。新井氏と意気投合し、思わず少年のような笑顔に。
その他にも、かつて「ロボコン大賞」を受賞したOBと、ことし「高専ロボコン」の初舞台を踏んだ娘の物語など、ロボットに熱中し、その道を極めんとする人々の姿が楽しめる。
本番組のナレーションは、徳田章と岡田結実が務めている。
岡田がNHKでナレーションをするのは初。「焦ると漢字が読めなくなっちゃって、あちゃーと思うときもありました」と振り返るが、「徐々に自分らしさが出たんじゃないかなって思います」と出来映えに自信を見せる。
また、「今回のお仕事を頂いたのがきっかけで、ロボコンのことを知ることができました。自分の好きなものから逃げずに、どんどん研究を突き進めていくっていうのは、簡単にまねできないことだと思います。ナレーションをやりながら、いろいろと感じることがありました」と、すっかりロボコンに魅せられた様子でコメントした。
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