高得点連発の「声優カラオケサバイバル」を制したのは!?

2017/11/27 18:22 配信

アイドル

「声優サバイバル4」11月21日放送で「歌うま賞」に輝いた金原美咲

去る11月21日、生テレにて「声優サバイバル4」の第2回スペシャル放送がオンエア。今回は毎シーズンの恒例となっているカラオケボックスからの配信で、“声優も歌って、踊れなきゃ”というコンセプトのもと、熾烈な「カラオケサバイバル」が展開された。

まず驚かされたのは、“スペシャル放送前日0時の時点で生テレが設定したドリームポイントに達成していない場合、本放送出場不可”という新ルールを、25人中23人がクリアーしていたこと! 魂を込めて個人配信を日々届けている参加者の健闘、彼女たちを応援する視聴者の熱い思いを感じずにはいられない。

「カラオケサバイバル」と称される今回の配信。参加者はそれぞれアニメソングを1曲セレクトし、歌唱後に発表される得点でランキングを争う内容だ。

前シーズンの「カラオケサバイバル」優勝者である悠綺あやのによると、高得点を出すコツは“音程・しゃくり・ビブラート”とのこと。このアドバイスを受け、各々がマイクを握り、自慢の歌声を披露した。80点中盤を超える者が続出するハイレベルな争いとなったが、その中でも断トツの94.415点を叩き出した金原美咲がみごとに勝利した。「緊張で勝手に声にビブラートがかかった」と周囲を笑わせた彼女に、生放送終了直後に勝利者のインタビューを敢行した!

スペシャルインタビュー 金原美咲


――「カラオケサバイバル」堂々1位、おめでとうございます!

「ありがとうございます! もう今は、完全燃焼してボーっとしてます(笑)」

――それにしてもみごとな94点越え! 歌がお上手ですね。

「いえいえ(笑)。普段からカラオケは行くんですが、友達からは『つまんない』と言われちゃうんです。どうしても点数を気にして、無難に歌うんで(笑)。今回の企画に関してはそれがいい方に出たということでしょうか」

――この記事で初めて金原さんを知った読者もいると思います。改めて、普段はどのような活動をされてらっしゃるのですか?

「普段は舞台であったり、主に女優のお仕事をさせていただいています。演技が大好きなんです!」

――あれだけ歌が上手いのに、歌手活動はされてらっしゃらないんですね!

「私、実は高い声が出ないんですよ…ですので、今回の選曲もどの歌にするかずいぶんと悩みました。高音や妹キャラ的な“萌え声”みたいなのを無理に出すと、自分でも気持ち悪いんで(笑)」

――ちなみに、今回の選曲(「新世紀エヴァンゲリオン劇場版 シト新生」の主題歌である「魂のルフラン」)はどのように決められたんですか?

「個人放送でのコメントのやり取りでいろいろと曲を教えてもらったんですけど、実際にカラオケで歌ってみたらどれもハードルが高すぎて(笑)。『ダメだったよ~』って報告して、また教えてもらって…結局、以前から歌っていた『魂のルフラン』にしたんですが、めちゃくちゃ練習しましたね。3日間、5時間くらいずっと歌いっぱなしでした(笑)」

――日々行っている個人配信ですが、どんなことを放送されてらっしゃるのですか?

「どれくらい辛いものが食べられるか挑戦したり、手品を披露したり、紙芝居を作ったり…できるだけ皆さんに楽しんでいただけるような放送にしようと努力しているんですけど、まだまだ手探りで…時々、ほかの配信者さんのところを覗いて『どんなふうに放送してるんだろう?』って勉強したり(笑)。けど、私自身が楽しめないときっと楽しい放送はできないと思うので、いつも笑顔での配信を心がけています!」

――前回のオープニング・スペシャル放送は自分が思うようなパフォーマンスができなかったとか。

「私は極度の人見知りなんですが、前回の放送では、もういろんな感情が入り混じってました。ですので、自己PRや朗読でアピールできる時間も、頭が真っ白になっちゃって…。『私は喋ることは何もありません!』って意味の分からないことを言ってました(笑)。テンパるとダメですね。本当に不本意な内容でした。だからこそ、こんな私を個人配信で応援して下さる方たちがありがたい! 皆さんに成長させてもらっていますし、背中を押してもらっていますし、勇気をもらっています…本当に、私一人じゃ何もできなかったし、今こうしてインタビューを受けられているのも、皆さんのおかげです!」

――それでは最後に、優勝に向けての意気込みをお聞かせください。

「もし仮に優勝できたとしても、自分自身まだまだ実力不足。ですので、日々の配信で皆さんに辛口の意見をいただきながら勉強していきたいです。それで、どんな結果になっても『成長できた!』と自信をもって言えるようになりたいですね。いつもだいたい21時~深夜の放送が多いんですが、はじめましての方でも肩肘張らずに見てもらえるような楽しい個人放送をこれからも心がけますので、私のことを“みたん”って気軽に呼んで遊びに来てくださいね!」

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