今日、11月27日に20歳の誕生日を迎えたSexy Zone・松島聡。デビュー当時の思いから、支えてくれたメンバーへの感謝、成人としての決意表明まで、「週刊ザテレビジョン」のインタビューでたっぷり答えてくれた。新たなスタート地点に立った松島の決意とは?
‘11年にジャニーズ事務所に入所し1年もたたないうちにSexy Zoneとしてデビューした松島は、当時13歳。順風満帆そのもののスタートだったが、戸惑いもあった。「ジャニーズに入って、“真面目過ぎる”って言われてびっくりしたんだよ。自分にはそんな意識がなかったから。どうすればまじめな子じゃなくいられるか分かんなかった。そう思ったときにはSexy Zoneでデビューしちゃってたし。だから、メンバーも含めて先輩たちをすごく観察した。誰をお手本にしたらいいかも分からなかったから、本当にいろんな先輩をね。今、大好きな先輩がいっぱいい過ぎるのはそのせいもあるね。この先輩のここが好き、自分もこうなりたいとか多くの先輩たちを見てたから」。
その戸惑いの正体が、今なら分かる。「僕、かしこまり過ぎちゃってたんだよね。言われたことをちゃんとやろうって、受け身だったと思う。でも、それじゃダメだったんだ。ジャニーさん、よく言うんだよね。“自分で考えて行動でしなさい”って。僕がファン目線で憧れた先輩たちも、実はそうやってきたんだって気づくまでに…時間がかかったよね。自分の考えや表現が求められて、それが許されるのがジャニーズ事務所のステキなところだよね。歌と踊りだけじゃない。作詞作曲、振り付け、コンサートも自分たちで作ることができて、グループを離れて俳優もやれる。僕たちにはマルチにやれる可能性があって、また、そうしていかなきゃならないんだよね」
20歳の誕生日を前に、「20歳になる楽しみよりも、不安の方が大きいかな。僕、20歳にふさわしい成長ができてるだろうかって」とちょっぴり不安顔。でも、そばには大切な仲間がいる。「心細かった時期も、メンバーは僕のことを考えてくれてるって安心感があって。だから、僕はくじけずにここまで来れた。それは掛けてくれる言葉だけじゃない、心から信じられる何かがメンバーにあったんだよね。本当に感謝してる。これからの僕はいい意味で自立して、Sexy Zoneの役に立ちたい。今も悩むし、不安も大きい。気にしぃの性格も変えられない。でも、自分にはSexy Zoneしかないってことが分かってる!」
今年は「世にも奇妙な物語」(フジ系)で夢だったお芝居の仕事も経験し、20代はさらに飛躍の予感。「僕個人は、やっとスタートラインに立てたかなって。一人ひとりがいろんなメディアで戦って活躍して、Sexy Zoneの名前を広げてる。その役目の枠に、これから僕も存在していたい。ソロでもSexy Zoneのためになる男になりたいと思います」