アプガ(2)・初の単独ライブ成功に感無量の大粒涙。サプライズでリーダー決定も

2017/11/28 05:00 配信

アイドル

今年の4月、ステージデビューを飾った思い出のAKIBAカルチャーズ劇場で初の単独ライブを成功させたアプガ(2)のメンバーたち。左から、橋村理子、中沖凜、吉川茉優、高萩千夏、鍛治島彩


吉川茉優高萩千夏橋村理子鍛治島彩中沖凜の5人組アイドルグループ・アップアップガールズ(2)が、11月26日、東京・秋葉原のAKIBAカルチャーズ劇場にて、自身初の単独ライブ「アップアップガールズ(2) AKIBA DE 単独!!」を開催した。

これまでアップアップガールズ(仮)のオープニングアクトやアイドルフェスへの参加を中心に活動してきた彼女たちにとって念願だったワンマンライブは、デビューシングル「Sun!×3」からスタート。パステルな新衣装に身を包み、来年1月1日(月)にリリースされる両A面2ndシングルの「フユトテトテ」「どしゃぶりのテラス席」を含む全12曲を披露した。

アプガ(仮)の妹分として結成されたアプガ(2)だが、「フユトテトテ」は王道アイドル的なポップなウインターソング。吉川のソロから始まる「どしゃぶりのテラス席」は、ミドルテンポで刻む切ない歌詞の失恋ソング。アッパーなスピードチューンを代名詞にするアプガ(仮)とは路線の異なる方向性を示すような楽曲に、ファンもサイリウムを白く輝かせながら聴き入っていた。

ライブ中盤では、高萩が振り付けを考えたという「2学期サマーっ!!」も初披露。さらにファン参加のTwitter企画でアプガ(2)初のソロコーナーを獲得したのは、本人も「まさかまさか!?」と驚いた鍛治島。サイリウムを片手に、アプガ(仮)からのカバー曲「サイリウム」を緊張しながらも歌い上げてみせた。

ラストはデビューシングル両A面のもう1曲「二の足Dancing」。メンバーが「この曲と共に歩んでいきたい」という思い入れ深いナンバーで締めくくると、最後にそれぞれが今日の感想を話していくことに。ここまでの活動と単独ライブについての思いを涙あり、笑いで語り、高萩は「アプガ姉さんを超えるため、3年で武道館(東京・日本武道館)に。まずは赤坂BLITZ(東京)でやりたい」と宣言。ファンが大きな声援で応え、メンバーはステージ上で記念撮影に。と、ここでアプガ(仮)の森咲樹がサプライズで登場。

今日のライブを見守っていたという森は、単独ライブをやり遂げた妹たちにエールを送ると共に、「これから一致団結して夢に向かう必要があるから、(仮)姉さんにもないリーダーを決めることにしました! リーダーは……高萩です!!」と、“(2)のママ”と頼られるグループ最年長のしっかり者、高萩千夏をリーダーに指名。「千夏ちゃんは最年長っていうこともあるし、お母さんのように時には厳しく、時には優しくメンバーを見ている感じがして、自分の事だけでなく、周りにも気配りができる子だなぁと思ったので、千夏ちゃんが適役なんじゃないかなと思います。おめでとう!」

このサプライズ指名に高萩は、「ただでさえ最年長っていうだけで変なプレッシャーが色々あって、誰よりもメンバーを見なきゃなっていつも思ってて…。アイドルとしてだけじゃなく、1人の女の子としてもうちょっと成長させてあげたいなというのもあって…。なので、そうですね…。このアイドルの活動を通して、1人1人の人間としてレベルアップしていけるように、最年長として、リーダーとして…。うん…頑張って面倒見ていこうと思います。よろしくお願いします!」と声を詰まらせながらコメント。最後に来年のさらなる飛躍を誓った彼女たちはファンからの大きな拍手を浴び、記念すべき初の単独ライブを締めくくった。

なお、最後のMCで5人が語ったコメントはこちら。