工藤阿須加ドラマ初主演「新しいチャレンジが来た!」

2017/11/28 16:19 配信

ドラマ

工藤阿須加が2018年2月スタートの「ザ・ブラックカンパニー」でドラマ初主演を飾る

工藤阿須加コメント「希望という光を届けたい」


ブラック企業が題材だと聞いた時、そこに働く人たちの心情に思いをはせて丁寧に向き合っていきたいと思いました。このような重要な役を頂き、身が引き締まりますが、同時に「新しいチャレンジが来た。この作品を通してどんな景色が見えるんだろう」と、心が高揚しています。

同年代の人たちの苦悩や葛藤を自分の『声』『思い』に変えて、リアルかつ笑えて、泣けて、最後には見てくださった皆さんに希望という光をお届けできるよう取り組んでいきたいです。その中で共演者の方々とステキな時間が作れる予感がしています。どんなふうに料理してステキなハンバーガー(作品)を作れるのか、今から楽しみです。

ストーリー:主人公、ブラック企業で働く!?


ミュージシャンを目指し、フリーター生活をしていた水野(工藤阿須加)は、突然アルバイトしていたコンビニが閉店し途方に暮れていた。そんなある日、新規オープンしたハンバーガーショップ「ヤンキーバ―ガー」が目に留まり店に入ると、フェラーリを乗り回す社長・尾関(速水もこみち)に、味の感想を求められる。「まぁまぁだけど、パンチが足りないかな?」などと、適当に上から目線の感想を言うと、そんな水野を気に入った尾関から「うちで正社員として働いてみないか?」とスカウトされる。

入社試験の会場には、水野の他に有名大学を中退した引きこもりの如月(岡山天音)しかいなかった。2人はそのまま無試験で合格。無試験だったことに、やや不信感を覚えるも、2人ともよく読みもせず、“就労契約書”にその場でサインする。

そして、3日間の泊まり込み研修で拳や指導棒でたたかれ、怒鳴られながら、会社の理念や仕事内容をたたき込まれる。心が折れそうになる寸前に、尾関がやって来て“アキラメ”を反対から読んだ言葉「メラキア精神」について語り出し、それで2人は完全に洗脳され、研修を終えて同じ店舗に配属される。

そこの店長の大溝(尾上寛之)は笑顔を絶やさず誰よりも働く真面目な人物だった。しかし、大溝は店に泊まり込んで働く日々が続き、売上が悪いと社長からプレッシャーをかけられ、時には支出を抑えるためにアルバイトの人件費を自らの給料から補てんしているという。

そんな時、水野はアルバイトの碧(保紫萌香)から、ヤンキーバーガーがブラック企業だといううわさがある、と聞かされる。