いとうあさこ「駅の公衆電話で友達に“ヘルプミー”」

2017/11/28 18:45 配信

バラエティー

「スヌ子のぶらり酔いどれ飯」に出演する、いとうあさこ(写真左)、スヌ子こと料理研究家の稲葉ゆきえ(写真右)(C)東北新社

CS放送のファミリー劇場で放送中の「スヌ子のぶらり酔いどれ飯」の収録が行われ、料理研究家のスヌ子こと稲葉ゆきえと、ゲストのいとうあさこが会見を行った。

番組では、365日大好きなお酒は欠かさないという酔いどれ料理研究家のスヌ子が、酒と食を愛する女性ゲストを招き、“女のひとり飲み”にピッタリな店へと案内。いとうは中野坂上の「らすとらあだ」でスヌ子とくだを巻きながら、酔っ払ってこそ話せるトークを展開した。

いとうは収録後の感想として「とにかく料理とお酒が美味しくて、衝撃でした。お店の近所の中野新橋にずっと住んでたのに、知らなかったんです。なぜなら看板がないお店だったから。なんて無駄な人生を送ってきたんだろう…悔しい」と話す。

また、お酒に関する失敗談を尋ねたところ、「若いときに、同級生と池袋で飲んでて2杯くらいしか飲んでないのにベロベロになったんですよ。まだ携帯電話もない時代で、駅の公衆電話で友達に“ヘルプミー”しようと思って並んでたら、その間に意識がなくなったみたいで倒れたんです。で、遠い向こうで誰かが私を揺すってるな、と思ってゆっくり目を開けたら、ホームレスのおじさんが私の事を棒でつついていたんです」と危機一髪のエピソードを明かした。

続けて「今思うと、立教大学生だかの男子学生がホームレスのおじさんに『おじさん、人は棒でつついちゃいけないよ』とか言いながら、向こうに連れて行って。女の子のチームが『大丈夫ですか?』って言って、起こされて水飲ませていただいたのはすごく覚えてます。22~23歳くらいのときかな。20年位前ですね。あの子たちがいまどんな人生送っているのか、お礼が言えるなら言いたいですけど」と冷静に振り返る。

そんなお酒について、現在は「(お酒は)幸せ。よく『何が幸せですか?』って聞かれたときに、仕事が終わって一口目のビールがよく冷えてたら幸せですと答えています」とお酒の素晴らしさについても語った。

最後に視聴者へのメッセージとして「シンプルに一緒に飲みましょうとお伝えしたいです。お好みの酒と、酒器、グラスなのかおちょこなのか、ジョッキなのか。好きな酒を目の前に揃えて一緒に飲みましょうという感じですかね(笑)」とアピールし、締めくくった。