――お父様の三浦友和さんとお芝居の話をしたり、アドバイスをもらったりすることはありますか?
芝居の話はしないですね。多分、聞いても分かんないですし。僕からも聞かないです。あれだけ歳が離れていると、聞いてもなんの参考にもならないと思うんですよね。その域に達したら、(父親のような演技が)できるだろうけど、まだまだですね(苦笑)。父の出演する映画が好きなので、どちらかというとあまり裏側のことを話さないでほしいです。ずっとスクリーンの向こう側の人でいてほしいので、あまり知りたくないですね。
――なるほど。プライベートでは同じ俳優というよりは、父と息子の関係なんですね。
そうですね。僕は、ただの三浦友和ファンですね。
――どこに魅力を感じますか?
何がすごいのかが分からないあたりが、魅力なんじゃないかなと思います。
――今年は本作で女性役に初挑戦されましたが、来年挑戦したいことはありますか?
来年も、粛々と役者業をやろうかと(笑)。今回この作品で女性役をやらせてもらうことで、演技の幅が広がるといいなと思います。
――本作の注目ポイントはどこですか?
やっぱり、1幕の一番初めにみんな出てくるところです! でも、僕、毎回本を読むたびに面白いと思うシーンが変わるんです。1人よりも2・3人で見に来ていただいて、終演後、ご飯でも食べながらこの舞台について意見を言い合うのも面白いのではないかと思います。
それから、1幕と2幕で配役が全く違い、時代も違うので、人間の在り方が全く変わります。その世界で生きている人間の姿が面白いかもしれませんね。
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