'11年「大河ドラマ」の主役に上野樹里が決定!

2010/02/24 10:28 配信

ドラマ 芸能一般

「シュッとした日本の女性を力強く演じたい」と意気込みを見せた上野樹里

NHK総合で、'11年から放送される大河ドラマ「江(ごう)〜姫たちの戦国〜」の主役・江役に上野樹里が決定。18日、都内で発表会見が行われ、上野が出席した。

同作は、大河ドラマの50作目となり、浅井長政と織田信長の妹であるお市の三女・江の波乱に満ちた人生を描く。浅井三姉妹の末っ子に生まれた江は、3度目の結婚で徳川第二代将軍・秀忠の正室となり、後に姉・淀の豊臣家と天下分け目の争いを繰り広げる。

上野は「『龍馬伝』を見始めたところで全然、実感がないので何とも言葉にできない感じです。『のだめカンタービレ』('06年、フジ系)で演じたのだめは猫背だったんですけど、今回はシュッとした日本の女性でいきたいと思います。皆さんに生きる力を与えられる前向きな江を力強く演じていけたらと思いますし、わたし自身も演じながら体感して、視聴者の方と一緒にこの作品から元気をもらって、1年間頑張りたいと思います」と意気込みを語った。

また、制作統括の屋敷陽太郎氏は、上野の起用について、「いろいろな映画やドラマを見ている中で、上野さんの芝居を見ていると目が離せなくなっちゃうことがよくあって。演技力とたたずまいがすごく好きです。企画を思い付いた時から、僕の中では上野さんしかいないと思っていました」と熱い思いを語った。

さらに、この日、所属事務所の先輩でもある福山雅治が、上野に「『江』へ気持ちいいバトンタッチができるように、(『龍馬伝』を)より良い作品にしていきますので、お互いに頑張りましょう」と書面でエールを送った。それを受け、上野は「会ったこともしゃべったこともすれ違ったこともないですが、初めて名前を呼ばれたのですごくうれしいです!(笑)」とコメントし、笑顔を見せた。