浜辺美波主演、英勉監督のメガホンで2018年1月クールに実写ドラマ化が決定した「賭ケグルイ」(TBSほか)に、10月クールも連続ドラマで主演を務めるなど活躍著しい若手俳優・高杉真宙の出演が決定した。
高杉は、ヘタレで勝負に弱く、学園の底辺に追いやられるも、夢子(浜辺)との出会いにより、彼女に翻弄(ほんろう)されながらも強い味方となる男子高校生・鈴井涼太を演じる。
「賭ケグルイ」は、河本ほむら原作、尚村透作画の月刊「ガンガンJOKER」(スクウェア・エニックス刊)で好評連載中の大ヒット漫画の実写化作品。
本作の舞台は、政財界の有力者の子女が多数通う私立百花王学園。ここで生徒たちの“階級”を決定するものはギャンブルの強さで、勝ったものは支配する側に立ち、敗れたものは家畜となる。
ある日、この学園に転校してきた謎多き、清らかな美少女・蛇喰夢子は、リスクを負うことに快感を覚える“賭ケグルイ”だった。
今回高杉が演じる鈴井は、気弱で博才がなく、ギャンブルの強さが全てとされる百花王学園において、最下層とされる家畜“ポチ”に身を落とすも、転校してきた夢子に救われ、その後、彼女と行動を供にするパートナーとなる人物。ギャンブル狂が集う百花王学園において、唯一といっていい常識的な感覚の持ち主だ。
クールな役やピュアで真っすぐな人物に定評のある高杉だが、今回の鈴井は、クラスメートに虐げられ、賭け狂う夢子に翻弄される、今まで高杉が演じたことのないタイプの情けないキャラクターとなっている。
俳優の振り切った演技を演出することに定評のある英監督によって引き出される、高杉の新境地に期待は高まるばかりだ。
初日を迎え、初めて鈴井を演じた高杉は「初日からポチと呼ばれてボコボコにされたり、ずっと叫びながら挙動りまくっていたりと、今まで演じたことがないキャラクターなので、めちゃくちゃ楽しかったです。『賭ケグルイ』は濃いキャラのぶつかり合いなので、他の方の演技を見て、鈴井のキャラを一段と濃くしてやろうという気持ちでやらせていただいています」と振り返る。
9月に公開された映画「トリガール!」に続き、2回目となる英勉監督とのタッグについては「英監督の作品では毎回、挑戦的なことをやらせていただけ、自分の新しいものが見えてくるので、これからが楽しみで仕方がないです」と語った。
一方、英監督は「真宙君は一生懸命にやるほど面白いです。真面目に考えてやればやるほど笑えます。初日から“やりたがり”があふれ出ていましたが、まだまだやりましょう」と、期待を込めた。
そして、このたび鈴井のキャラクタービジュアルと、家畜として他生徒の椅子にされる鈴井の衝撃の“ポチ”ビジュアルも到着。シュール過ぎるビジュアルに、衝撃を受ける人も少なくなさそうだ。
なお、「賭ケグルイ」は、MBSでは2018年1月14日(日)に、TBSで1月16日(火)にそれぞれスタートする。
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