「ノイタミナ」が4月から1時間枠にリニューアル!! 豪華ラインアップが判明!

2010/02/28 15:55 配信

アニメ 芸能一般

「さらいや五葉」からは浪川大輔、櫻井孝宏(写真左から)がステージに登場(C)2010オノ・ナツメ/小学館・さらい屋五葉製作委員会

フジテレビの深夜アニメ枠「ノイタミナ」が4月から1時間枠にリニューアルされることが決定。それを記念して21日に「ノイタミナラインナップAR記者発表」が行われ、'10年度ノイタミナラインアップが発表された。

「ノイタミナ」とは、テレビアニメの新しい方向性を示すべく、フジテレビが'05年4月に“連ドラのようなアニメ”をコンセプトに設立した深夜アニメ枠。従来のテレビアニメの常識を覆したいという思いから「ANIMATION」を逆さに読み「NOITAMINA=ノイタミナ」と名付け、これまで「ハチミツとクローバー」「のだめカンタービレ」などを放送してきた。

4月15日(木)から放送が開始される、オノ・ナツメ原作「さらい屋五葉」からは主人公の秋津政之介役・浪川大輔、弥一役・櫻井孝宏がステージに登場。本作は江戸時代を舞台に、“拐かし(かどわかし)”つまり誘拐をなりわいとする5人の賊「五葉」を中心に繰り広げられる群像劇になっており、櫻井は「視聴者の皆さまの心を“拐かし(かどわかし)”たい」と役柄にちなんだコメントで場内を盛り上げた。浪川は「PVの完成度を見て、ハードルが高い作品になりそう。作品の世界観の雰囲気を崩さずに、さらにアニメとしての要素をプレスできればうれしいです」と、意気込みを語った。また、楽曲情報としてオープニング・テーマ「Sing of Love」(歌:immi)、エンディング・テーマ「all I need is...」(歌:Rake)が発表された。

また、ノイタミナ初のドラマ作品「もやしもん」は7月からの放送が決定。キャストに沢木惣右衛門直保役・中村優一、武藤葵役・ちすん、美里薫役・西田幸治(笑い飯)、川浜拓馬役・木村明浩(バッファロー吾郎)、長谷川遥役・加藤夏希、及川葉月役・はねゆり、樹慶蔵役・黒沢年雄が決定し、ステージには中村、ちすん、西田、木村、加藤が登場。中村は「沢木には菌が見えるんですが、実際の撮影は菌がいない中でやらなければいけなかったので、とても難しかったです」と撮影時の裏話を告白。また、西田は演じるキャラクターに似ていることから、「まったく普段のままやりました。ここまでがっつりドラマに出るのは初めてだったのでうれしかったです」と喜びを語った。

さらに、小野不由美原作の小説「屍鬼」は、山に囲まれた人口1300人の外場村に一組の家族が引っ越してきたことを発端に次々と起こる死の連鎖を描く。このたび、桐敷正志郎役にGACKTが発表され、GACKTは「僕、GACKTも今回の桐敷正志郎というキャラクターを通して、世の女性を1人でも多くドキドキさせたいです」とビデオメッセージで初のレギュラー声優に対する意気込みを見せた。

ほかにも、4月22日(木)からスタートする「四畳半神話大系」はメーンキャストとして「私」役・浅沼晋太郎、明石さん役・坂本真綾、小津役・吉野裕行、樋口師匠役・藤原啓治、城ヶ崎先輩役・諏訪部順一、羽貫さん役・甲斐田裕子らが決定。「海月姫」では、原作者・東村アキコ氏から書き下ろしの絵付き直筆コメントが公開された。同作の監督を務める大森貴弘氏からも本編に登場するクラゲのキャラクター・クララ風に「くらげオタクとしては張り切らずにはおれないでつ!」と、かわいいクラゲ絵付き直筆コメントが発表された。

最後に、ノイタミナの今後の目標として、「ノイタミナは今までと変わらず、普段アニメを見ない人がアニメを好きになるきかっけとなるような作品を送り出します」「目の肥えたアニメファンがワクワクできて、応援したくなるような作品を送り出します」という2点が発表された。