社会法人日本損害保険協会は、3月1日(月)から31日(水)までの1カ月間、「2009年度自賠責保険広報キャンペーン」を実施。これに伴い、25日、キャンペーンキャラクターに起用された女優の倉科カナが、都内で行われたCM発表会に出席した。
倉科は「私自身はまだ免許を持ってなくて、自賠責保険についても今回初めて知りました。見てくれる人にちゃんとメッセージが伝えられるか、私に務まるのか不安でしたが、頑張って務め上げたいと思い、勉強することにしました」とコメント。会見席に持参したプリントにもペンでマーカーをした跡があり、自賠責保険についての質問にもしっかりと応答していた。
自動車損害賠償責任保険(自賠責保険)は、交通事故による被害者を救済することを目的とした保険法律で、車やバイク1台すつに加入が義務付けられている。警視庁の報告によると、1日の事故件数は平均2000件を超え、被害者数は2400人以上に上り、10人以上の死者が出ているのが現状。倉科も「自賠責保険に加入していなければ、被害者の方にも迷惑が掛かってしまうので、皆さんにも知っておいてほしいと思います」と訴えた。
放送中の連続テレビ小説「ウェルかめ」(NHK総合ほか)で主演を務める倉科。CMの撮影はドラマ撮影の合間に行われたそうで、「撮影はプレッシャーもあり、大変でしたが、和気あいあいとした現場で楽しく撮影ができました。普段使い慣れない用語もあるので、せりふなどもきちんと覚えていこうと心掛けました」と話した。また、現在開催中のバンクーバー五輪の話題になると、「浅田真央さんの演技がすごいなと思いました。小さいころからの夢をかなえるってとてもすごいことだと思います。遠い場所から陰ながら応援しています。私も夢だった朝ドラ出演がかなったので、また次の夢を探していきたいです。今年の目標は(運転)免許取得ですね」と笑顔を見せた。
実際に免許を取った際には、「一番に母を乗せてあげたいです。いつも母の助手席に乗せてもらっていたので、親孝行になればと思います。行き先は熊本に帰って家族みんなで阿蘇山へ行きたいです。母はいつも楽しそうに運転する人で、助手席に乗っている私までウキウキしてしまいます。私が運転するとしたら、隣に座ってくれる人はよく笑ってくれる人がいいですね。」と語り、ドライブデートで行きたい場所については、「海に行きたいです。その時は助手席に乗っていたいです。ドライブは大好きなので、犬みたいにニコニコしながら楽しみたいです」と話した。
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