――アキを演じて一番苦労したところは?
“姉御感”を出すことでした。優しい言葉や態度も“姉御感”をまとって演じるというのは、すごく苦労しました。レディースのOGという役どころなので、一度不良の道を経て後輩たちを見守っているという、達観しているようなところも表現しなくてはいけなかったので。一方で、部屋の中で後輩たちがワーワー騒いでいるところで、アキが「おい、お前らっ!」って語気を荒げると、みんながピタッと静かになるというシーンは、すごく気持ちよかったです(笑)
――やはりけんかのシーンは激しかったですか?
厚成がボコボコにされるシーンでは、「ヤンキーってここまで残酷なの!?」ってびっくりしました! 相手がけがしてるのに、「まだしゃべれるのか?」って言って、しゃべれなくなるまで殴るんですよ…。しかも、窓から投げたりとか! もう現場で見ていて本当に恐かったんです。そんな真に迫るけんかシーンも見どころだと思いますので、ぜひ映画館の大画面で見てほしいですね。
――恋人役の山田さんとのエピソードは?
撮影では、「こうしてもいいよ」とか「もっと突っ込んでいってもいいよ」と芝居のアドバイスを頂きました。
――最後にメッセージをお願いします!
男たちの熱い友情が描かれているので、男性にとっては心に響くものが必ずあると思います。同時に女性の方には、アキを通してそれを見守る女性の目線で楽しんでいただけたらと思います!