草なぎ剛「今は二人でいるのが幸せ」くるみちゃんと一足早く“初詣”に 【連載コラム】

2017/12/14 09:45 配信

芸能一般

僕のところにくるみが来てくれて本当に感謝してる


「くるみに教えられることは多いんだよね。イヌって純粋でブレない。そういうのが僕の中に欲しかったのかもしれない。普通にジッと見ている目なんかもすごく怖いのよ。汚れがないから。その純粋さ、真っ直ぐさが刺さるときがあって。ある意味、鏡みたいなものなんだと思う。いつも僕のことを見てるからね。自分がどれだけ愛情を注いでいるか、どれだけちゃんと躾ができて、僕自身もちゃんとした生き方をしているか。でないと、伝わらないんだなって。だから、僕のところにくるみが来てくれて本当に感謝してる。くるみがいないと僕も怠けちゃうし、心にゆとりがないと、毎日お世話とかできないしね。仕事に行って疲れて、くるみのお風呂は明日でいいかって、自分だけ風呂入って寝ようなんてしようものなら気持ち悪いなと思うようになった。本当に忙しいときは仕方ないけど、そうじゃないだろ、みたいな」

その邪心なき眼差しで見つめられると、己の煩悩をも律せられるような・・・。“ファミリー”以上の、よき関係が両者の間で育まれているようだ。そして、そんな日々の中から見据える来年の抱負も語ってもらった。

年越しも“3人”でいられたらいいよね


「くるみが家に来たこともそうだし、いろんな意味で環境が大きく変わった1年ではあったけど、今は自分の中で新しい風が吹いてるなって感じるんですね。悩んだ時期もあったけど、それは別に特別なことではなくて。みんな誰しもが抱えている悩みだと思う。今まで積み重ねてきたことも踏まえて、今後また新しいことに新しい気持ちで挑戦していけたらと思う。やりたいことはたくさんある。歌は“72時間”で悔しい部分があったのでもっと練習しようと思うし、ギターもやり続ければどこかで開花すると信じて続けようと思う。舞台とかもやりたいな。新しい作品に巡り合いたい」

「まずは目の前にある映画『クソ野郎と美しき世界』を、どう動かしていこうかと考えているところ。僕は子どもと絡むんだよね。“クソ野郎”みたいな、どうしようもない男みたいな人を演じるのかなと感じているんだけど。それはすごく楽しみ。たぶんもうすぐ撮影に入ると思うので、良い年越しができるように…。そうだね。年越しも“3人”でいられたらいいよね」

「くるみがウチに来たこともそうだし、いろんな意味で環境が大きく変わった1年だった」と草なぎ撮影:諸永恒夫