4月2日(金)からテレビ東京ほかで放送がスタートするドラマ「大魔神カノン」。その大魔神=ブジンサマ役の声優を上條恒彦が務めることが決定し、公開アフレコを行った。
本作は、'66年に製作された特撮時代劇映画「大魔神」シリーズから44年を経て新たに誕生した「大魔神」。“大魔神”と“妖怪”たちに囲まれながら、1人の人間として成長していく主人公の少女・カノン(里久鳴祐果)の姿を描いていくスペクタクル&ハートフルドラマ。
舞台は、多くの若者たちが生き方を求めてさまよっている現代。カノンは「歌でみんなを幸せにしたい」という夢を持って山形から上京してきた。だが、カノンは厳しい現実の中で人に裏切られ、傷つき、人を信じることができなくなり、愛していた歌までも信じていた人によって奪われてしまった。そんなころ、街には「人に恨みを持つ人間」が転生した悪霊がうごめき始めていた。その存在に気付いた、人に愛された器物や動物が転生し、人間たちに恩を返そうと人間社会で日夜頑張っている妖怪・オンバケたちは悪霊を封じ込めるために、長い眠りに付いたブジンサマ(旧作における大魔神)をよみがえらせようと動き出す。かつて乙女の「祈りの歌」によって呼び起こされ人々を救っていたブジンサマ。現代でブジンサマに祈りをささげる歌を歌うことができるのはカノンだけだった。果たしてカノンは、自らの生き方を見つけ、失った歌を取り戻し、さらにはブジンサマをよみがえらせることができるのだろうか…。
生まれ変わった大魔神・ブジンサマを演じるのは、「木枯らし紋次郎」の主題歌や丸大ハム燻製屋のCMソング、舞台、テレビドラマからディズニー、ジブリなどアニメ作品の声優まで幅広く活躍している上條恒彦。上條は「今回の大魔神は、歌って踊るという要素だけでなく、“愛”を持ったとても人間味あふれるキャラクターです。自然に生き、自然を愛する姿にシンパシーを感じた」とコメント。言葉を話し、さらに歌って踊るという、大胆にリメークされた“大魔神”を演じる上條の演技に注目したい。
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