古川雄輝「僕はポンッとステップアップする俳優ではない」

2017/12/15 08:00 配信

ドラマ インタビュー

古川は「今回は地方ロケが多かったですね」と振り返る


――もし、ご自身が“リバイバル”できるとしたらいつごろに戻りたいですか?

主人公の悟が小学校5年生に戻るので、僕も小学校5年生がいいな。小さい頃の悟と同じで友達作るの苦手だな~という感じだったので、そうじゃなくて僕もクラスの人気者みたいな社交的な少年だったら、小・中学校がもっと楽しかっただろうなと…(笑)。

――小学生時代は海外で過ごされていたんですよね?

そうです、海外にいました。やっぱり、帰国子女じゃない人生を送ってみたいですね。当時、日本に戻りたいという思いがすごく大きかったんですよ。

そう考えると、小学校2年生くらいに戻ってみたい!

――「僕だけがいない街」というタイトルにちなんでご自身が「孤独だな」と思う瞬間はありますか?

休みの日で、確実に飲めるのに誰からもLINEが来ない日!(笑) 休みの日にちょうどよく誘いが来ていたらうれしいのに、全然こなくてLINEが0の時に孤独を感じますね。

そういうときは結局自分からLINEしちゃいます「メシ行こうよ」って。

それでも捕まらない時は…さらに孤独!!って感じがしますね(笑)。

――2017年はどんな年でしたか?

2017年は…あっという間だったなぁ。この仕事を始めてから記憶がどんどんなくなるんですよ。毎年時の進みを早く感じますね、もちろんいい意味で。

この作品もそうですけど、ステキな作品に出合うことが毎年できているので、また良い1年を過ごせたなと感じています。

――では2018年の目標は?

毎年、ステップアップするということを目標にしているんですよ。ステップダウンをせず、来年も1歩でいいからステップアップしたいと思っています。本当はポーンっとステップアップしたいんですけど、そういうタイプの俳優ではないんだろうなと。

一歩でいいから確実にステップアップしていきたい。今は何となくそれができているかなという感覚があるので、あまり階段は下がらないように、下がりそうになったらせめて真っすぐ歩けるように、頑張っていきたい。

――着実に確実にですね! 最後にドラマの見どころをお願いします!

とても原作に忠実に作っている作品です。もちろん映画を見た人や原作、そしてアニメを見ていた人も多いと思うんですけど、Netflixでドラマ化したことによってじっくり12話見ていただけると、全然見方が変わってくると思います。

映像作品では唯一、エンディングを原作通りに撮っている作品なので、期待してください! 原作が好きなら必ず見てほしいです!

取材・文=中村リリー