12月13日(水)夜、六本木・ニコファーレで来年2月10日(土)、11日(日)に開催される日本最大級のゲームの祭典『闘会議2018』の発表会が行われた。会場は例年と同じく幕張メッセの1~8ホール。
今回、特に力を入れて紹介されたのはゲームがスポーツ競技として公式に扱われるeスポーツ(エレクトリック・スポーツ)への動きが本格化したことだ。現在3つあるゲームの関連団体が統合され、新たな団体が発足。闘会議2018の主催に加わることも決まっている。すでに世界各国でeスポーツは本格始動しており、高額な賞金が懸かった大きな大会が各地で開催されている。日本でもきちんとしたプロライセンスが発行され、賞金制大会を実施できる日がやってくるのだ。2024年のパリオリンピックでもeスポーツを入れるか論議中で、今後注目が集まることは間違いない。
闘会議2018ではプロライセンス第1号となるeスポーツ大会を開催する予定でいる。対象となるタイトルは「ウイニングイレブン2018」「ストリートファイターV アーケードエディション」「鉄拳7」「パズル&ドラゴンズ」「モンスターストライク」となっている。また詳細は決まっていないが、AMD(一般社団法人デジタルメディア協会)が1000万円の賞金協賛をするので、闘会議では賞金制大会を準備しているという。こちらにも期待が高まる。
パートナー企業の企画やゲーム大会も目白押し。現在予選が各地で開催中の「スプラトゥーン2」初の公式大会「第3回スプラトゥーン甲子園」、強豪チームを集めた「ディシディア ファイナルファンタジー NT」のエキシビジョンマッチ、「レインボーシックス シージPS4版」の国内最強チーム決定戦などがレッド、ブルー、グリーンの各ステージで開催される。レギュラー企画として更衣室を完備したコスプレエリア、カードゲームやボードゲームなどを楽しめるアナログゲームエリア、巨大なスーパーファミコンのコントローラーを2~4人で操作して対戦できるレトロゲームエリアなど一日中いても全く飽きることが無さそう。ゲーム実況者エリアではのど自慢大会も行われ、ゲーム音楽ステージでは「スプラトゥーン2」のアイドルユニット・テンタクルズが出演する「ハイカライブ」も開催される。
同時開催されるJAEPO2018では発表前のゲームマシンやクレーンゲームの景品など1000アイテムが展示され、こちらもファンには見逃せないところ。
入場券は前売券が1,500円。当日券が2,000円。2日通し券が2,500円。各イベントの入り口が異なる優先入場券は1日券が1,600円。2日通し券が2,700円になっている。こちらは数量限定の前売りのみ。また昨年までは未就学児のみだった入場無料が小学生までに広がったのも家族連れには嬉しい知らせだ。