伊藤萌々香、ドラマ&映画デビュー作は初ずくめ!―「咲-Saki- 阿知賀編episode of side-A」インタビュー

2017/12/29 09:00 配信

ドラマ インタビュー

「咲-Saki- 阿知賀編episode of side-A」に出演するフェアリーズ・伊藤萌々香にインタビュー

マージャンを題材とした人気漫画「咲-Saki-」実写化第2弾となる「咲-Saki- 阿知賀編 episode of side-A」。テレビドラマ特別編が2018年1月7日(日)にMBSで、1月9日(火)にTBSで放送され、1月20日(土)からは映画が公開される。

今回は、阿知賀女子学院マージャン部のメンバーの一人、新子憧(あたらし・あこ)を演じるフェアリーズ・伊藤萌々香にインタビュー。今作が自身初のドラマ&映画出演となる彼女に、役への思いや撮影の裏話を聞いた。

――初のドラマと映画の出演ということで、お話を聞いた際の気持ちをお聞かせ下さい。

最初はなんだか全然想像が付きませんでした。舞台の仕事に出させていただいたのも2017年の頭が初めてで、演技の仕事に触れ始めたばかりなので、「ドラマだけじゃなくて映画も!?」とびっくりしました。

ただ、私は漫画やアニメが好きなので、そういった原作を持つ作品に関われるのがすごくうれしくて。しかも、作品の舞台が中学や高校ということで「若返れるな(笑)」と思って、撮影前からワクワクしていました。

――本作はマージャンが題材となっていますが、マージャンはご存知でしたか?

全くやったことがなかったです。大人がやっているイメージが強くて、すごく難しいものかと思っていました。自分でできるか不安でしたが、撮影の1カ月前から現場のキャスト陣で練習をしたら、すっかりハマってしまいました。今では家にもマージャン卓が欲しいくらいです(笑)。私はフェアリーズのメンバーと一緒に寮で生活をしているので、メンバーにもルールを覚えてもらってみんなで遊びたいです。

――撮影の合間にはキャスト陣でマージャンをしていたと聞きましたが、その中では伊藤さんは強い方でした?

どうなんですかね?(笑) でも、私は日ごとにムラがあって、調子が良くてじゃんじゃん上がれる日と、全然上がれない“焼き鳥”の日の差がすごかったです。調子が良い日は“ソーズ”ばかりが集まって“染め手”ができたりもして、その時はテンションが上がってついつい写真を撮りました(笑)。

――「アニメや漫画を何度も見返した」とのことですが、演じられる憧の第一印象はいかがでしたか?

おしゃれでグループの中心にいる、みんなを引っ張っていくような明るい子というイメージを持ちました。最先端のものが好きそうな、現代っ子なのかなと思いましたね。

――憧に合わせるため、伊藤さんは初めて髪を染めたとか。

そうなんです! 最初は似合うかドキドキしていましたが、一度染めてからは今も茶色にしています。これまでずっと黒髪で活動していて染めるタイミングがなかったこともあって、今更染めるとファンの人をがっかりさせないか心配だったんです。ただ、今回は役に合わせてという理由があるので、思い切って挑戦しました。

――茶髪を披露して、実際にファンの方からはどんな反応がありましたか?

「茶髪の方が好き!」と言って下さる方が思っていたよりも意外と多かったです。握手会などでそのことを直接伝えて下さる方もいて、すごくうれしかったです。

――憧を演じる上で、最も意識した点はどこになりますか?

原作やアニメ版のファンがたくさんいる作品なので、その方々に認めてもらいたい気持ちがすごくありました。ですので、各自が自分のスマホにアニメ版を入れたり原作コミックで確認したりして、それを撮影の直前まで現場で見返していました。私は「このシーンは、アニメだと第何話の何分何秒から始まる」というのをメモして、撮影直前にすぐチェックできるようにしていました。中でも憧は話し方に特徴があったので、アクセントなども再現しようと楽屋でひたすらせりふを練習して寄せていきました。