伊藤萌々香、ドラマ&映画デビュー作は初ずくめ!―「咲-Saki- 阿知賀編episode of side-A」インタビュー

2017/12/29 09:00 配信

ドラマ インタビュー

「咲-Saki- 阿知賀編episode of side-A」に出演するフェアリーズ・伊藤萌々香にインタビュー


――共演者は同年代の方々が多いですが、一番よく話したり打ち解けたりしたのはどなたですか?

やはり一緒にいる時間が長かった阿知賀のメンバーです。誰かと2人でというよりは、メンバー5人でいる時間が多かったです。撮影の合間には遊んだり、アプリのSNOWで写真を撮ったりしていました。

――他校の生徒役の方々とはいかがでしたか?

前作にも出ていたあのちゃん(ゆるめるモ!)や岡本夏美ちゃんと、ほんの少しでしたが共演しました。2人とは元々友達でしたが一緒にお仕事をしたことはなかったので、まさか「共演できるとは!」とうれしくなって、現場でたくさんお話ししました。「こういうこともあるから、演技のお仕事っていいな」と、新しい発見でしたね。

――穏乃役の桜田ひよりさんに山でおぶわれるシーンもありましたが、別の取材時に桜田さんは「とっても軽かったです!」と笑顔でおっしゃっていましたよ。

いやいや、本当にあれは申し訳なくて! 私は普段からフェアリーズとして踊っているので、ひよりちゃんよりは筋力があると思うんです。なので、むしろ私がおんぶしてあげたくて心配しました。ひよりちゃんはあんなに細いので、申し訳なくて「ごめんね~?」って言いながら乗っていました(笑)。

――今作はオープニング曲「笑顔ノ花」とエンディング曲を歌われましたが、歌の収録は普段のフェアリーズでの活動と比べていかがでしたか?

まず曲調が全然ちがうので、初めて聞いた時は「私こんなに女の子らしい曲を歌うんだ」と思いました。収録では「演じるキャラのイメージもちょっとだけ出して」と指示され、高校生が歌っている風に聞こえるようにいつもよりはかわいらしい声で歌いました。実際に完成した曲を聞くと、やはりいつもの私の歌声とは違う感じに仕上がっていて、かわいらしさも表現できたのでよかったなと思います。

――映画の公開前にはドラマ特別編が放送されますが、そちらでの憧の注目ポイントをお願いします。

東京に向かう車中のシーンがあるのですが、そこでは決められたせりふがなかったんです。憧として役になりきりながらも自由に会話をしていて、素で話している感じですごく楽しい撮影でした。演じている私自身も、地方から東京に出てきた時のワクワク感を思い出せて懐かしく、とても印象に残っているシーンなのでぜひ見ていただければと思います。

あと、私は部活動の思い出があまりないんです。でも、今作では映画で描かれる全国大会に近づくにつれてチームの団結力が深まっているのを感じられたので、「部活ってこんな感じなのかな」というのを体験できたのもうれしかったです。