「Summer」でスタートを切ったbanvoxは、会場をダンスフロアへと一変させる。途中で「Clap your hands up!」の声を掛け、観客も曲に合わせて手を。つなぎとしてフューチャーベースの楽曲も流し、一時ストップするモーションも取り入れる。点滅するかのようなBGMに観客は大盛り上がり。
banvoxはキャップを脱ぎ、激しく曲に乗る他、天井に向かって両手で指差しながら踊るヒップホップを取り入れたようなムーブも。その様子を見た観客は、さらにヒートアップ。
会場が暗闇になったかと思うと、banvoxだけにライトが当たり、一気に注目を集める。さらに、banvoxから反射するかのような、光が差し込んでいるかのようなエフェクトを。ここで、ディープなサウンドを放つ「Down」をドロップした。banvoxは地面にたたくようにした手のムーブを取り入れ、マイクを用いて突然「Put your hands up!」と叫びだす。
続く「XO Tour LLif3」では、水の映像とともに、ステージも水に飲み込まれたかのようなサウンドでホールを包み込んだ。近未来的な映像に切り替わったかと思いきや、「Watch Me」を流し始める。ミラーボールにライトが当たる演出も取り入れ、場を沸かす。青と赤の光線が会場を刺す中、「Can you shine your light on me!」という呼び掛けには、banvoxだけに黄色いライトが照らされる。
観客も徐々に乗り出し、banvoxは天を仰ぐようなしぐさを。「Alone」では、最前列の観客が激しく頭を振り乱す人がいるほどの盛り上がりを見せる。
次の「High And Grab」で、banvoxは観客に手をたたくよう指示すると、観客も大胆に手をたたく。観客が一人一人思い思いに体を揺らす姿もあり、印象的な光景を作り上げた。
そのまま、「Let Me Take You」へ。会場をさらに過熱させると、2度目の「Summer」で幕を閉じた。
世界3大音楽フェスティバルの出演も果たしているBassjackersは、スモークの演出も取り入れつつ観客を魅了。基本的にMarlon FlohrのみがDJとしてプレーしているBassjackersは、この日もMarlonのみが出演した。
「Fireflies」では、Marlon Flohrが「Crap, crap, crap your hands!」と観客に曲中で拍手するよう指示し、観客の熱気はさらにヒートアップする。途中「Let me see your energy, energy!」と叫び、続けて、「Japan, how are you feeling! Are you ready! Who's ready to join this f*ck up!」と観客の熱気を盛り立てていく。
「Who's ready to jump! 1, 2,123!」の掛け声には、観客も一斉に飛び跳ね、会場を揺らし、そのまま「Savior」へ。期待に応える観客に、Marlonはうれしそうに、「This is Bassjackers! Somebody scream!」「Everybody jump! Put your hands up high!」と畳み掛けてゆく。
そのまま「Booyah (feat. We Are Loud & Sonny Wilson)」へ。エネルギッシュなプレーでフロアロックしていくと、観客からは拍手が。「No Promises (feat. Demi Lovato)」では、「Here we go! Put your lights up!」と携帯の明かりで会場を照らすよう、指示が。会場にいる人がゆっくりと手を振る一体感を生み出した。
やや曲が落ち着いてきたところで「All Abord (Dimitri Vegas & Like Mike Edit)」を。今度は手をヒップホップ調に上げるよう合図すると、「Here we go!」とそのまま「Raise Those Hands」へ持ち込む。
会場には拍手が巻き起こる中、今度は「Chakra (Extended Mix)」へ。Marlonは「Make some noise!」と叫ぶと、歓声が沸き起こる。「One more time bring that beat!」の掛け声で、「Bring that Beat」へと繋げる。
最後に「This is Bassjackers! This is my last track! Thank you so much, Tokyo!」の掛け声で「Memories (feat. Sirah)」を流し、最後のサビを長めに繰り返すプレーを披露。観客は最後まで温かい拍手でBassjackersを送り届けた。
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