12月19日(火)に最終話を迎える「明日の約束」(毎週火夜9:00-9:54、フジ系)より、主演の井上真央と及川光博ら教師役に加え、生徒役の全員がクランクアップ。井上と及川が、撮影期間を振り返りコメントを寄せた。
同ドラマは、高校のスクールカウンセラー・日向(井上)が、人間関係に葛藤しながら男子生徒の吉岡圭吾(遠藤健慎)の死の謎を究明するヒューマン・ミステリー。井上と及川は、全校生徒にメッセージを送るという最終話の1シーンで3カ月半に及ぶ撮影を終えた。
過干渉な母親・尚子(手塚理美)との関係に悩みながらも、生徒たちと向き合ってきた日向を演じた井上は、「生徒のみなさんと先生方に見守られながらクランクアップできて、うれしいです。一つの作品を作ることの難しさも大変さも、今回改めて感じることができましたし、また自分の中でたくさんの課題ができたと思います。
それでもやっぱり、一つのゴールを目指してみんなで山を登っていく現場は、本当に楽しいなと思いました。ありがとうございました!」とコメント。
また、教育と称し、陰で生徒たちを翻弄(ほんろう)するなど二面性を持ち合わせる圭吾の担任教師・霧島を演じた及川は、「20年以上続けてきてもうまく行かない事ばかりですし、どんな現場でも本当に学び続ける商売だなとつくづく感じました。真央ちゃんや生徒諸君、キャストのみなさんとご一緒できてたくさん刺激をいただきました」と振り返った。
最終話では、圭吾の死の真相がわからないまま、圭吾からの告白を「彼からSOSではなかったのか」と気に掛ける日向が、圭吾の母・真紀子(仲間由紀恵)のもとを訪れ、すべてを話そうと決意。
圭吾と真紀子に、自分と母・尚子の関係を重ね合わせた日向は、自分も幼いころから親のゆがんだ愛情に苦しんできたと告白する。さらに日向は、学校で「私がこの出来事の中で、いまいちばん許せないと思っている人がいます」と切り出していく。
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