桐谷美玲「気持ちが23、4歳で止まっているので大人になれたら…(笑)」

2017/12/19 05:30 配信

映画

「リベンジgirl」イベントに登壇した三木康一郎監督、桐谷美玲、佐津川愛美(写真左から)(C)2017「リベンジgirl」製作委員会

桐谷美玲が約2年ぶりに映画主演を務める「リベンジgirl」の女性限定スペシャルトークイベントが、12月18日に都内で行われ、桐谷のほか、佐津川愛美三木康一郎監督が登壇した。

本作で桐谷が演じるのは、ミスキャンパスグランプリで東大主席卒業、でも高飛車な性格で友達がいない“ゴーイング・マイ・ウェイ”なヒロイン・宝石美輝。自分をふった男を見返すため女性初の総理大臣を目指す、という役どころだ。

12月23日(土・祝)の公開を控え、目標に向かって真っすぐに突き進むヒロインの姿に「背中を押してもらえた!」などと話題を呼んでいる本作。クリスマスを目前に開催されたイベントには、10代を中心に幅広い年代の女性たちがズラリと会場を埋め尽くした。

キャストが登場すると「かわいい~!」と大歓声が上がり、そんな会場の様子を見て桐谷は「映画を見てくださった方と顔を合わせるのが初めてなのでドキドキします。今日は女子会ということで楽しみにしてきました。これだけ女の子がそろうとワクワクしますね!」とコメント。

また、佐津川も「女の子だけってすごいですね! みんなニコニコとステージを見てくれてうれしいです(笑)」と笑みを浮かべていた。

この日、唯一の男性である三木監督は「一人おじさんが混ざって恥ずかしいな」と照れながらも、桐谷と佐津川の印象について「桐谷さんはずっと出ずっぱりだったけど、疲れていても撮影時には一切見せず、ONとOFFの切り替えがすごい人だなと思いました」と絶賛。

さらに佐津川については「佐津川さんは10代の頃から知っていて、桐谷さんのせりふの2秒後に涙を流すという急なオーダーにもしっかり応えてくれました」と撮影中のエピソードを振り返った。

女性限定スペシャルトークイベントということで、現代女性のリアルな悩みを募集。公式SNSや会場に集まった女性たちからキャスト陣に相談したい質問を募り、“お悩み相談室”を開催した。

会場に集まった140人の女性たちの中で、恋人がいない人が8割と聞き、意外そうな表情を浮かべる桐谷ら。「クリスマスの予定は仕事」という人が6%いた結果については「仕事が一番いいですよね! 仕事は裏切らない!」と共感し、会場の笑いを誘った。 

また、「裏切られて、バッサリと失恋しました。次の恋に進むにはどうしたらいいか?」という悩みに対し、桐谷は「自分だったら友達に話を聞いてもらって、スッキリして前を向きたい」と回答。

続く佐津川も「無理して頑張ろうと思うよりも、とことん落ち込んで、友達に聞いてもらったら共感してもらえるし、全部吐き出すのはいいと思います!」と賛同した。

さらに、「男性が失恋したらどうするんですか?」という桐谷からの質問に、監督は「男性の方が未練残っちゃうんだよね…」と苦笑いを浮かべる場面も。

そして16日に誕生日を迎えた桐谷に、顔写真入りの特製バースデーケーキが登場。サプライズの演出に、桐谷は「私がいる! すごーい!(笑)」とビックリ。

「28歳最初の作品が『リベンジgirl』で、本当に魂込めて作った作品だったので、それがいい作品になったのは縁を感じるし、うれしいです」と語り、「自分が28歳になったのが全然想像つかないです。気持ちが23、24歳で止まっているので(笑)。少しずつ大人になれたらなと。マイペースに頑張っていきたいと思います」と笑顔で今後の抱負を語った。