ももいろクローバーがメジャーデビュー！　桃の節句に、ももクロちゃんの公開調印式!!

平均年齢約15歳の6人組ガールズユニット「ももいろクローバー」が、5月5日（水・祝）にCD「行くぜっ！怪盗少女」でメジャーデビューすることが決定。桃の節句の3日、都内でファンを招き、レコード会社・ユニバーサルミュージックの「ユニバーサルJ」と公開調印式を行った。

'08年の結成以来、“今、会える！週末ヒロイン！”というキャッチフレーズで、路上ライブや全国のインストア巡り、ビラ配りなどで地道に活動してきた6人。その活動が功を奏して、'09年11月にインディーズレーベルで発売した「未来へススメ！」がオリコンデイリーチャート6位にランクイン。一躍注目を高め、メジャーデビューに至った。

彼女たちのダンススタイルは、アイドルらしくないユニークでアクロバティックなもの。衣装や歌にも“和”のイメージがふんだんにちりばめられ、ほかのアイドルグループにない個性を持つ。また、ユニバーサルJの代表は「汗をかきながら一生懸命やっている踊りが魅力。次世代のスーパーアイドルグループに育てていきたい」と期待を込めた。

しかし、契約調印に当たっては、“アイドル契約規定体重”を表すという数式「（身長−100）×0.8」によって算出される体重よりも軽いことが条件。ジャージー姿で準備万端のメンバーは緊張した表情で体重計に乗り、次々に条件をクリア。しかし、最後に計量した高城れにだけ規定体重を0.8キロオーバーしてしまったため、グループの契約は“仮契約”となってしまった。高城がデビュー1週間前の4月29日（木・祝）までに規定体重まで減量すれば“本契約”となるとのことで、リーダーの百田夏菜子は「れには絶対にやってくれる。見守りながら自分たちも成長していきたい」と熱く語った。

調印式の後は、集まったファンにデビュー曲「行くぜっ！怪盗少女」を披露し、イベント後はグループとして初めて囲み取材にも挑戦。百田はイベントを終えた感想を、「アクロバットがみんなそろったので、最初のパフォーマンスとしては最高に楽しかったです！」とコメント。ついにデビューを勝ち取り、どんなグループを目標にするかと聞かれ、玉井詩織は「活躍している方はみんな目標です。個人の活動をもっと充実させて、グループとしてもっといろいろなことができるようになれたら」と幅広い活躍を希望しているよう。メンバー最年少の佐々木彩夏も「わたしたちのことを知らない方はまだまだいる。いろいろな方に愛されるユニットを目指していきたい」と話した。

また、AKB48がブレークするなど“会いに行く”系アイドルが隆盛の中、ライバル視されているのではと報道陣に聞かれ、早見あかりは「メジャーデビューすることで、そういう方々と同じ場所に立てることがうれしい。オリコン1位を目指して頑張りたい」と謙虚に回答。

目標は「紅白出場！」と全員が口をそろえ、百田は「ことしは武道館でライブをして、お客さん全員と握手会をしたいです！」と大きな夢を語った。6日（土）から全国28公演を回るデビューツアーを行い、ファンの拡大を目指す。

【プロフィル】

ももいろクローバー

百田夏菜子（ももた・かなこ）　'94年7月12日生まれ。キャッチフレーズは「茶畑のシンデレラ」（静岡県出身のため）。チャームポイントは立体感のあるおでことえくぼ。

早見あかり（はやみ・あかり）　'95年7月17日生まれ。キャッチフレーズは「ももクロのクールビューティー」。太い眉毛と大きい耳がチャームポイント。

佐々木彩夏（ささき・あやか）　'96年6月11日生まれ。キャッチフレーズは「ちょっぴりセクシーでおちゃめなももクロのアイドル」。最年少の13歳、中学1年生。チャームポイントは長い黒髪とほっぺ。

玉井詩織（たまい・しおり）　'95年6月4日生まれ。キャッチフレーズは「泣き虫で甘えん坊のみんなの妹」。チャームポイントはくねくねしちゃうところ。

有安杏果（ありやす・ももか）　'95年3月15日生まれ。キャッチフレーズは「ももクロの小さな巨人」。チャームポイントは147cmという低い身長。

高城れに（たかぎ・れに）　'93年6月21日生まれ。キャッチフレーズは「ももクロの感電少女」。チャームポイントは足が小さいこと、小指の長さが違うこと、幽体離脱ができること。