――WOWOW連続ドラマW初の出演について
原作を読んだ時からこの小説はドラマでじっくり演じてみたいと強く感じました。なかなか映像化するには難しい題材ではあるのですが、石川(慶)監督をはじめ、素晴らしいキャスト、スタッフの方々に囲まれてこの作品に挑めることに静かに興奮しています。
僕たちがこの作品に懸ける思いを信じてくださった方々に感謝の気持ちしかありません。
――早見和真さんの原作について
早見さんの小説の中で一番大好きな作品がこの「イノセント・デイズ」でした。人間にとって幸せとは何なのか、幸せの定義を求められた時、僕には答えがなかった。出せるわけもないんです。幸せに定義なんてないのかもしれない。
でも、ただただ信じていたい、そんな気持ちにさせられました。
――石川監督について
物静かで繊細に全てを見詰められる石川監督が撮る画には温度がないんです。まるで波のない湖をカヌーで割いて進んでいくような感覚にさせてくれるんです。研ぎ澄まされた演出に僕は今回慎一の何を見られるのか楽しみです。
情熱はひとまず心の奥底にしまい、監督と一緒に生きていきます。
――視聴者の方へのメッセージ
子供の頃から常にそばにいたドラマ。次が見たくてよく家に走って帰りました。そんなドラマをお届けできるよう心を込めて演じさせて頂きます。
人は何のために生きるのだろう。―イノセント・デイズ―この意味を最後皆さんがどう捉えるのか、とても楽しみです。
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