元ご当地アイドルで、現在は女優として活動する志城璃磨(ししろ・りま)が、'18年公開の映画「ダイナマイト・ソウル・バンビ」に出演する。
「ダイナマイト・ソウル・バンビ」は、映画の制作現場を舞台にした作品。璃磨は、制作部スタッフで学生の梟谷(ふくろうだに)を演じる。
本作の撮影は愛知・名古屋で実施。そこで今回、撮影現場を訪ねて、璃磨と松本卓也監督に話を聞いた。
作品について、松本監督は「バイオレンス映画や暴力映画を撮る若手監督の話で、その若手監督が色々な人間を巻き込んで、低予算映画を撮影していきます。ちょっとした笑いはもちろんですが、みんなが真剣であればあるだけ面白い事って起こると思うんですよ。映画制作もそうですし、普段皆さんが会社で真剣に仕事をしている場面でも。そういったところで、バイオレンス映画を通じて面白い事もあれば、友情や絆、仲間同士の繋がりなども表現しています」と紹介。
璃磨の起用については、「役者さんから出たいですって言っていただく機会もあるんですけど、やっぱり自分の作品を見ていただいている人に言ってもらえると…自分自身も低予算映画を撮ってるので、絆というか信頼関係がある人に出てもらいたいっていうのがあるんですね。璃磨さんは僕の映画を何本か見た上で『出たい』って言ってくれて、それは最高の信頼関係なので『ぜひお願いします!』ということで、今回出演していただいています」と明かす。
さらに、「感覚が鋭いのかなって思います。自分の役はもちろん、他の役についても『こうなのかな?』ってつかんでいる節があるので、『この役は、こういう事を求められているなじゃないかな?』ってつかんで、出せるタイプなんだと思います」と、璃磨の女優としての資質を絶賛。
そして、「学生スタッフとして入ってきて、大人たちが色々とある中で、純粋な子がどうバイオレンス映画の現場を見るかっていうところで、非常に面白い演技をされると思います」と璃磨への期待を語った。
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