――以下、ゴールデンボンバーのコメント全文
Mステさんはとても心が広いと思いました。僕らはエアーバンドとして活動していまして、一度も「弾ける」と言ったことはないんです。長く続けていると、なぜか「本当は弾けるんじゃないの?」と思ってしまう方がいるんですよね。
Mステさんも若干、勘違いしてしまったのか…? いや、やはり心が広いということだと思います。僕らの演奏は決してうまくありません。放送を決断してくれたMステさんには感謝しながら、当日演奏したいと思います。
今回のスーパーライブのみどころは、X JAPANさんのステージです。これはぜひ見ていただきたい! ゴールデンボンバーさんのみどころも実はあるんです(笑)。
今回の企画はふざけているようでいて、大勢の方が動いてくださっています。生演奏を歌番組で流すことは、それだけ大変なことなんですね。「テレビ的に二度と見れない、二度と聴けない、二度とこんな番組はない!」ということになることは確かなので、ぜひ目撃していただきたいと思います。
尊敬するボーカリストは、エアロスミスのスティーブン・タイラー。ロックの魂とシャウトに憧れますね。
僕ら、演奏に関してはど素人の集まり。何かしらの事故が起こると思っています。元々うまいと言っているわけではないので僕ら的にはいいんですけど、Mステさんやテレビ朝日さん的には大丈夫なのか、そこが不安です。放送事故が起きるのではないか、ただただ不安です。
ゴールデンボンバーというと、派手なパフォーマンスとか元気に動き回っているイメージがあると思うんですが、今回は不慣れな生演奏に集中しなければなりません。いつもと違って全く動かない、余裕のない様をご覧いただければと思います。
尊敬するギタリストは、B'zの松本孝弘さん。きっとこのスーパーライブを見てくれると思うので、バチっと決めて松本さんに認めていただいた上で、Mステのオープニングテーマ演奏の座を奪い取ろうと思います。来年のオープニングはさっそく「喜矢武豊ソロ」クレジットになるかも。楽しみにしていてください。
僕らは結成から10年以上になりますが、これまで「どんなことでもやります!」という気持ちだけで戦ってきました。でも、生演奏での出演オファーをいただいたときは「あっ、それは考えていなかった!」という盲点を突かれた気持ちです。生演奏は素直に嫌ですが、今回、僕たちは演奏者としてステージ上で初めて会うことになるわけです。今までずっと一緒にいたけれど、ついにスーパーライブのステージで出会います!
ずっと変化球で戦ってきた僕らにとって、今回は直球で勝負してみようという企画。僕らがストレートを投げる姿はもう見られないかもしれないので、その姿を目と耳に焼き付けてもらえたらと思います。それでどちらを好きになるかはお任せしますが、いつもと違う姿をお見せできることは間違いないので、ぜひお見逃しなく!
尊敬するベーシストはシド・ヴィシャスさんです。彼はベースが弾けなかったのに、そのポジションに堂々といらっしゃったわけで、僕は今回、ベースを弾くことによってシドを超えようと思います!
僕の住んでいる家にはなぜか防音室がついていて、今はスネアドラムを一個持ち帰って、ひたすら練習しています。メトロノームに合わせて「タカタカタカタカ」って基礎練中(笑)。一応、エアーでもちゃんとリズムに合わせてやっているし、意外と感覚は研ぎ澄まされているんじゃないかと思うんですよね。
当日は、見ている人たちに我々の音楽を通して勇気を伝えたい。皆さんにとって明日からの生きる活力になれることを信じて戦います!
尊敬するドラマーはX JAPANのYOSHIKIさんです。ここ1週間くらいの練習で結構、近づいてきたと思っているんです。スネアを叩いていて、たまに「うぉ!」って思うくらい、いい音が出るんだよねぇ。もう少し頑張ったらYOSHIKIさんとセッションできるんじゃないかと。そこまでレベルを上げていきます!
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)