世界40カ国語で翻訳、全世界3500万部以上の売り上げを誇る、ことし6月に死去した作家マイケル・ボンド氏のロングセラー児童小説「パディントン」シリーズが、初めて実写映画化された「パディントン」。
本国イギリスでは「アナと雪の女王」を超えるオープニング成績を記録し、アメリカをはじめ全世界で320億円を超える大ヒットを記録した話題作が、パディントンの誕生日である12月25日(月)に、「『パディントン2』公開記念X'masスペシャル 映画『パディントン』」として、テレビ東京の「午後のロードショー」枠(昼1:35-3:40)で地上波で初放送される。
ペルーのジャングルからロンドンのパディントン駅にやってきた小さな紳士(クマ)が、ブラウン一家に出会い、“パディントン”と名づけられ、共に暮らしながら巻き起こる冒険を描いた同作。
パディントン役のベン・ウィショー、ブラウンさん役のヒュー・ボネビル、ブラウン夫人役サリー・ホーキンスら実力派俳優に加え、パディントンを捕獲しようと付け狙う謎の美女・ミリセント役に、日本でもおなじみのアカデミー賞女優、ニコール・キッドマンが出演している。
さらに、英国アカデミー賞に2度ノミネートされたポール・キング監督、「ハリー・ポッター」シリーズなども手掛けた名プロデューサーのデヴィッド・ハイマン、ジェームズ・ボンドやバットマンの衣装を手掛けたリンディ・ヘミングら、一流のスタッフも集結し、古典的名作をポップでキュートな世界感で実写映像化に成功した。
松坂桃李や古田新太ら人気俳優の吹き替えに加え、“もふもふ”ブームも相まって、日本でも公開直後からあらゆる世代で感動と絶賛の声が続出し、興収8億円のヒット作となった。
日本を含めた世界中の大ヒットを受け、ポール・キング監督は今だから明かせる“唯一の後悔”を告白した。それは「次作に続くエンディングではなかった。『パート2でまた会おうね!』という感じで終わらせておくべきだったね」というものだ。
寛容さと相手を受け入れることの大切さを描いた前作のスピリッツを受け継ぎながら描かれる続編は、「優しさと思いやりの価値に気付くストーリーでもある。パディントンは自分が大都会に生きる、ただの小さなクマだと思っているけれど、そんな自分の思いやりある行動がコミュニティーにとってどんなに価値があるかということに気付いていく」物語だと、自信たっぷり。
原作生誕の地・イギリスでは、公開3日間で12億円の大ヒットを記録し、全米大手映画評価サイト「Rotten Tomatoes」では、前作(98%Fresh)超えの「100%Fresh」という驚異の支持を集めている。
そんな既にヒットが約束されたような「パディントン2」は、日本でも2018年1月19日(金)より全国公開となる。
大好きなルーシーおばさんの誕生日に、世界に一冊の飛び出す絵本をプレゼントしようと、人生初のアルバイトに励む中、ある日、絵本が何者かに盗まれてしまう事件が発生。パディントンは、警察の勘違いで逮捕されてしまう。
カギを握るのは、今は落ちぶれた元人気俳優のフェニックス・ブキャナン(ヒュー・グラント)だった。秘密が隠された絵本の真実と共に、パディントンは事件の真犯人にたどり着けるのか?
日本列島が寒さで震えるである年明け1月は、ロンドンを舞台に繰り広げられる大冒険にハラハラしながら、“家族の絆”や“思いやりの大切さ”をそっと教えてくれる、もふもふな小さな紳士クマのかわいさに、たっぷりほっこり癒やされ、「あったかいんだからぁ」と叫んでみては?
ってそれは、クマ違いだからぁ。
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