りんご娘、2ndアルバムは「今の4人で出せるのがうれしい!」

2017/12/24 22:20 配信

アイドル インタビュー

12年ぶりとなる2ndアルバム『RINGOSTARS』をリリースする、りんご娘にインタビュー!


りんご娘が12月26日(火)、12年ぶりとなる2ndアルバム『RINGOSTARS』をリリースする。

本作は、1stアルバム『青森林檎』以来となるアルバムで、「Ringo star」や、オリコン週間インディーズシングルで初のトップ10入りを果たした「アメノチヒカリ」など、シングル6曲と新曲を収録。

さらに、長く親しまれてきた「だびょん」や「JONKARA」、「トレイン」のリミックスバージョンなど、17年にわたるりんご娘の歴史が垣間見える、新旧織り交ぜた作品となっている。

今回、リリースに加え、12月25日(月)の東京・HMV&BOOKS SHIBUYAでのリリースイベントを控えた、とき王林ジョナゴールド彩香にインタビュー。アルバムへの思いなどを語ってもらった。

12年ぶりのアルバム『RINGOSTARS』に懸ける思い


――12年ぶりのアルバムということですが、どんな作品かを教えていただけますか。

王林りんご娘っていうグループにとって、今回のアルバムが12年ぶりで、ずっとファンの方からも「アルバム、出してほしい」っていう声を頂いていたり、私たちもアルバムを出したいって思っていて、とてもありがたいと思いました。私自身、聞いた時にすごいビックリしたくらい、りんご娘にとってアルバムって大きなものなので。たくさんの方の応援があって「Ringo star」「アメノチヒカリ」と続けてシングルを出して、オリコンでトップ10に入れたりして、そして今回のアルバムリリースになったので、たくさんの方の手に届けばいいなって思います。

――色んな方が、制作に参加されているんですよね。

とき:そうなんです! 多田慎也さんや、あべこうじさん(コージィニアス)、そして今回は矢野顕子さんの楽曲も手掛けているAZUMA HITOMIさんに「トレイン」をリミックスしてもらって。他にも、新しい曲を作っていただいたりとか、名前のある方々の曲がビッシリと詰まっています。

――いい曲ばかり!ということですね。

とき:そうですね!

――12年ぶりということで、皆さん個人個人にとっては初のアルバムになりますが、最初にリリースを聞いた時はどう思われましたか?

ジョナゴールド:とにかく、本当にビックリしました!「愛踊祭」優勝をキッカケに色んな事を体験させてもらってたので、この4人で出したいなっていう気持ちは、それぞれにあったと思うんですけど、まさかここまで実現できるとは自分たちでも思ってなかったので。嬉しい反面、ファンの方も期待してるところなので、プレッシャーはありますけど、その期待に応えられるようなアルバムになっていると思います。

彩香:12年ぶりっていうことですが、私は12年前だと4歳なんです。この12年間、そしてりんご娘が始まってからの17年間、たくさんの先輩方が歴史を繋いできてくれてるんだなっていうのを、アルバムを出すよって言われた時に、改めて感じることができましたね。あとは、アーティスト写真、ジャケット写真も今までのイメージとはガラッと変わって、ちょっと格好いい感じになってるんですけど、その進化したりんご娘というか、新しくなったりんご娘を、たくさんの方に見ていただきたいなって思います。

とき:嬉しい気持ちの反面、CDが売れなくなってきてる時代だから「本当に売れるのかな?」っていう(笑)、心配というか不安な気持ちも正直あったんですけど…。やっぱり、アルバムを出すっていうのは、りんご娘の歴史の中に残る出来事でもあるので、この4人で出せるっていうことがすごく嬉しかったです。

王林:12年ぶりっていうことで、アルバムが作られるっていう事実自体が受け止められないくらい、りんご娘にとってすごい珍しい事なんですよ。そして、この4人のタイミングで出せるっていうことがすごく嬉しくて。「Ringo star」「アメノチヒカリ」ってリリースさせていただいてますけど、昔からある「だびょん」や「トレイン」もこの4人で形に残せるのがすごく嬉しいです。CDが売れない時代になってるかもしれないですけど(笑)。今のりんご娘と、生まれたてのりんご娘では、活動する意味は変わってないんですけど、見た目的な部分ですごい変わって、全然違うグループになってて、それが今回の曲にも表れてると思います。皆さんに、今のりんご娘を味わってもらえるCDになっていると思うので、聞いてほしいです。

――グループとして12年ぶりということで、プレッシャーもありますか?

王林:あまりマイナスな方には考えなかったですけど、りんご娘は活動期間が長いので、同じメンバーで長くやっていた時代もあって。人によってはりんご娘がその時で止まってる方もいると思うので、「この4人でどこまでいけるんだろうな?」っていうチャレンジはずっとしてきました。「愛踊祭」もそうですけど、「この4人のりんご娘で、行ける所まで行たい!」っていう気持ちがあったので、プレッシャーっていうより、1つのステップだなって感じました。