【SPインタビュー】「笑ってはいけない」シリーズの魅力をココリコが自己分析!

2017/12/25 18:00 配信

バラエティー

2016年大みそか放送の「絶対に笑ってはいけない科学博士24時」が待望のパッケージ化。新人研究員となった5人に笑いの刺客たちが襲いかかる!(c)2017日本テレビ

ダウンタウン月亭方正ココリコの5人が、絶対に笑ってはいけないという過酷な状況下でさまざまな試練に臨む「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!」(日本テレビ系)の大晦日年越し特番「絶対に笑ってはいけない」シリーズ。「ガースー黒光り科学研究所」を舞台に、数々の笑いの刺客が登場、斎藤工がサンシャイン池崎のネタを全力で演じきった“サンシャイン斎藤”なども大きな話題となった2016年の「絶対に笑ってはいけない科学博士24時」が、このたび待望のブルーレイ&DVD化。ココリコの2人に、本作の見どころと、今年の大みそかに放送されるシリーズ最新作「絶対に笑ってはいけないアメリカンポリス24時!」の裏話を聞いた。

俳優の方々のネタはクオリティーが高い。ためらいがないのがすごいんです(田中)


――今回も爆笑ネタ満載の「科学博士」編ですが、特に印象に残っているネタはどれでしょうか?

田中直樹「やっぱり、サンシャイン斎藤ですね~」

遠藤章造「そやなぁ。何せ斎藤工くんがこんなことできる人だと思ってなかったですから。最初『斎藤工か?』という驚きから始まって、『やっぱ斎藤工やで…』と思うと、改めてジワジワ面白くなってくるんですよ。終わってからも、『何でこんな仕事引き受けたんやろ』って考えたら、さらに面白くなってきて。後から聞いたら、彼自身お笑いが大好きみたいで、なるほどなと思ったんですけど、それがまた面白かったりしてね(笑)。でも、あれをきっかけに、斎藤さんもいい意味で世間的なイメージが変わったと思うし、本家のサンシャイン池崎くんも注目されましたからね。もう、みんな得したんじゃないかなと」

――その後、「ガキの使い」のレギュラー放送で、“サンシャイン斎藤”や、原田龍二さんとアキラ100%さんの“リュウジ100%”の二代目を決めるオーディション企画も放送されましたが、遠藤さんも出場されていましたね。

遠藤「あの企画、今回のDVDに特典映像として収録されてるんですよね…。みんな得してるって言いましたけど、唯一、僕だけは損してると思います」

田中「大損やったもんな~(笑)」

遠藤「でも、“リュウジ100%”もめちゃくちゃ面白かったです。アキラ100%さんと原田龍二さんがライブであのネタやってはったら、お金出して見に行きたいですから」

田中「俳優の方々は、ほんまにみなさんクオリティーが高くて。ためらいがないというか、思い切りやられてるのがすごいんですよね。そういう意味では、西岡徳馬さんの吉本新喜劇の“乳首ドリル”も衝撃でした。見てるだけで、しっかり時間をかけて稽古されてるのが分かるじゃないですか。笑いだけじゃなく、感動ももたらしてくれる、すごいネタやったなと思います。また、その後に出てきた(パンツェッタ・)ジローラモさんには、別の意味で笑わされました(笑)。すっちーと吉田(裕)くんのやりとりがまず面白いんだけど、それを徳馬さんがあれだけのクオリティーで再現されて、ある意味完成したところで、今度はジローラモさんがジローラモさんのやり方で笑いを取られて…。ジローラモさん、『ガキ』にはよく出てくださるんですけど、何一つちゃんとできたことないんですよ(笑)。どういうディレクションを受けて現場に入られてんのやろ、というところまで気になってきて笑っちゃうんですよね。その最たるものがこの“乳首ドリル”やったと思います」

――芸人さんと役者さんのコラボネタは、「笑ってはいけない」シリーズの目玉のひとつになってきましたね。

遠藤「役者さんは、ちゃんと演じきってくださるっていうのが分かってるので、そのギャップが面白いんですよね。実は以前、徳馬さんと同じマンションに住んでた時期があったんですけど、僕の誕生日会に、徳馬さんがわざわざお酒を持って来てくださったことがあって。そこで、僕の仲間の芸人たちと話してるときに『みんなすごいよな。俺はお笑いなんてやったことないし、絶対できないよ』とおっしゃってたんですよ。今思うと、あの発言は何やったんやろ、と。『いやいや、すごいできてるやん』って(笑)」