“視聴率70％男”のイ・スンギが、韓流ドラマ「華麗なる遺産」の秘話を明かす！

フジテレビで放送中の韓流ドラマ「華麗なる遺産」主演のハン・ヒョジュとイ・スンギが5日、都内で記者会見とイベントを開催。集まったファンの前でドラマの撮影秘話を語ったほか、2人でデュエットを披露した。

同作は、韓国で'09年上半期No.1の視聴率47.1％を記録し、高視聴率男、イ・スンギの初主演作としても話題を呼んだ人気ドラマ。ヒロイン、コ・ウンソン（ハン・ヒョジュ）は、父の会社が倒産し、その父も事故死。さらに、継母に父の保険金を横取りされ、最愛の弟まで行方不明になるという苦境に立たされる。だが、大企業社長の老婦人チャン・スクチャ（パン・ヒョジョン）を偶然助けたことから人生が急変。スクチャの屋敷に住むこととなり、その孫ソヌ・ファン（イ・スンギ）と最初はいがみ合いながらも、次第に引かれていくというストーリーだ。

遊び放題でわがままなお坊ちゃん、ファンを演じるイ・スンギは「自分のイメージを気にせず、ソヌ・ファンに成りきって思いっ切り演じました。見てる方は『本当はそういう人じゃないだろう』と思ってくださる前提で」と笑った。

そんな身勝手なファンをウンソンが殴るシーンについて、ハン・ヒョジュは「非常に痛快でしたね！（笑）。リハーサルは（パンチを）当てるふりだけですが、何度も繰り返しやったので、苦労した分思い出に残っています」と話すと、イ・スンギは「リハーサルでも何度も当たりました（笑）」と明かした。

また、ハン・ヒョジュは「韓国ではこのドラマはいつも『正しい、良いドラマだ』と言われていました。人の温かさや正しさ、優しさが描かれたドラマです。日本の皆さんにも見終わった後、生きることへの希望や幸せを感じてもらえたら」とメッセージを送った。

イベントの最後には、もともと歌手としてデビューしたイ・スンギがその美声を披露。ハン・ヒョジュと「華麗なる遺産」のエンディングテーマ「僕の心に暮らす人」をデュエットした。