永尾まりやが初のベッドシーンの不安を吐露!

2017/12/26 05:00 配信

ドラマ

誰にも知られたくない過去をネタに脅される夏美を熱演(c)宮月新・神崎裕也/集英社 2018「不能犯」製作委員会 (c)2017 dTV


――隠したい過去のある役柄でしたが?

そうなんです。その過去の部分もちゃんと撮っていて、私としては不思議で恥ずかしい体験でした。

――ここまでチャレンジングだと、女優としての幅も広がったのでは?

そうですね。ここまでやる作品っていうのはなかなかないと思いますし、私としてはすごく振り切りました。とても刺激的で貴重な体験をさせていただきました。

――最初はやはり不安もあったのですか?

ありました。どうやって撮影するのかも分からなかったですし、上手くやれるのかという不安はありましたね。

――撮影で一番苦労したところは?

やっぱり、ベッドシーンや隠したい過去に関するシーンですね。実は、過去を描いた部分は顔を整形する前ということで、映像でも顔を変えているんです。目が一重になってたりとか(笑) この撮影で、二重を一重にするって大変なんだなって実感しました。スカウトされるシーンは都内で撮影したのですが、一般の方が周りにいる中で一重の状態での撮影だったので、とっても恥ずかしかったです。撮影中、「何の撮影だろう? 誰??」という感じで多くの方が注目する中で、「ブスだなって思われたらどうしよう…。本当はもうちょっとかわいいんです~」って思いながら撮ってました(笑)。

――SNS上では“リア充”を装い、現実とのギャップを埋めようとして堕ちていく夏美。そんな夏美をどう思いますか?

過去や堕ちていく展開は別にしても、いち女の子としての心の在り方という意味では、すごく共感できました。友達になっていてもおかしくないな、というくらい。一歩間違えたら現実でもあり得る話だなって、すごくリアリティーがありました。

――夏美との共通点は?

やっぱり見栄をはってしまうというのは誰しもあると思うんです。

「まず、内容にびっくりしたのが一番でした!(笑) その後に、『どこまでやるんだろう?』って気になりました」と明かす


――永尾さんといえば“お嬢様”で、見栄をはることもない気がするのですが?

そう思われ過ぎちゃって、「“お嬢様”な感じでいなきゃ」という感じになっちゃってて…。スーパーで牛乳を買う時でも、いつもは安い方を買うんですけど、友達といる時はついちょっと高い方を買っちゃう(苦笑)。

――知られたくない過去のある夏美でしたが、永尾さんにとって知られたくない過去は?

いっぱいありますけど、言えるやつは、小学3、4年生くらいまでパンツにTシャツをインしてたことですね。冷え症で、お腹が冷えるのを予防するためにそうしていたのですが、今思えばすごく恥ずかしい。当時の写真は、もれなくインしてるんです。見せられない…(赤面)。

――夏美のように、隠したい過去を知られておどされたらどうしますか?

私、絶対バレちゃうと思うんです。隠し通せないと思うから、自分から言っちゃいますね。「バレたらどうしよう…」って思っちゃって、自分から言っちゃうタイプなんですよ(笑)

――第1話の見どころをお願いします!

現代社会の女の子のリアルな姿を描いていて、夏美のようになってしまってもおかしくないな、と思わせられる内容だと思います。そんなリアリティーに背筋を凍らせていただきながら、「もし自分がこうなったらどうするだろう?」と考えてながら見てもらえれば、より楽しめると思います!

「『もし自分がこうなったらどうするだろう?』と考えてながら見てもらえれば、より楽しめると思います!」とアピール


【第1話あらすじ】

高級ブランドを持ち、エリートの彼氏がいる夏美(永尾)は、SNSに自身の日常をアップし、羨望のコメントが寄せられるのが何よりの楽しみだった。だが、夏美には誰にも知られたくない過去があり、それは、知られてしまうと現在手にしている幸せが崩壊してしまうほどの衝撃的なもの。そんな中、彼氏と行きつけの店の料理人が、夏美の過去をネタにおどしてくる。どうすることもできない夏美は言われるがままに要求を受け入れてしまう。

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