2018年1月8日(月)に放送される「新春ドラマスペシャル『娘の結婚』」(夜8:00-9:54、テレビ東京系)。小路幸也の同名小説を原作に、娘の結婚を巡る父の葛藤と奮闘を描いたホームドラマだ。妻を亡くし、男手一つで娘を育てた國枝孝彦を中井貴一が、娘・実希役は波瑠、実希の婚約者の古市真を満島真之介が演じる。
主演の中井と波瑠にインタビューを敢行する短期連載企画。中井に続き、娘の実希を演じた波瑠が、共演者の印象や撮影現場について語ってくれた。
――まず、台本を読んだ感想を教えてください。
原作を読んで面白かったなと思いました。温もりがあるけど、父親目線でどこかコミカルになっていたりとその絶妙なバランスがすてきだなって。せりふが砕いた表現ではなく、文学的なのもとても印象的でした。
――印象に残っているところはありますか?
(せりふに)うふふって書いてるんですよ。かわいくないですか? そういうかわいい世界観も表現できたらいいなって思います。
――演じる実希は、どういう人物でしょうか?
普通の家庭で育った、どこにでもいそうな女性です。社会人になっても、いつまでもなくならない子供っぽさを持っています。「こんな感じなのかな?」っていうのを、原作小説だけではなく、中井貴一さんの演技からもヒントをもらい演じました。
――共演の中井貴一さん、満島真之介さんの印象はいかがでしたか?
私は人見知りしてしまうのですが、お二人ともご一緒したことがあったので助かりました(笑)。しかも父親と恋人という近い関係の役なので、本当によかったなと思います。お二人とお話しするのは、楽しかったです。
――現場の雰囲気はいかがでしょうか?
監督も脚本も女性ということがあり、全体的な空気感はやわらかいかなと思います。中井さんとお話ししていたんですけど、「娘の結婚」っていう父親目線の一大事を女性スタッフが固めていくのは、面白いバランスになるんじゃないかなって思います。それにより共感できる人が、娘を持つ父親世代だけじゃなくいろんな人が楽しめるドラマになったと思います。
結婚をそんなに難しく考えなくてもいいのにと思うけれど、やっぱり家族と家族がつながるっていうのは一大事でもあるんだなとも感じました。
――波瑠さん自身の結婚観を教えてください。
具体的に何歳でっていうのはないですね…。結婚に向かって一生懸命いくのではなくて、たまたま一緒にいた人と自然にいるようになるのがいいのかなって思います。結婚願望はない方かもしれないですね。具体的にはまだ全然考えられないですね(笑)。
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