2018年1月1日(月)夜9時より放送される「相棒season16 元日スペシャル」(テレビ朝日系)で、若手俳優の健太郎・小原唯和・山下真人の3人が、水谷豊ら特命係と対峙する。
3人は、警視庁を震撼させる銃撃事件を皮切りに、日本の国家中枢機構を巻き込むスケールの大きい物語の中で事件の鍵を握る重要な高校生3人組を演じる。
高校3年生の上条喬樹を演じる健太郎は、2014年に役者デビューして以来、さまざまな話題作へ出演。公開中の映画「デメキン」では長編映画初主演を務めるなど、どんな人物にも化ける演技力を武器に急激に認知度を上げている注目の俳優だ。
15歳の小原は、高校1年生の椎名智弘役で登場。小原は2015年度のJUNONスーパーボーイコンテストでファイナリストとなり、現在は雑誌・nicolaでメンズモデルを務めながら、確かな演技力と爽やかなルックスでテレビドラマやCMなど映像作品へと活躍の場を広げている。
そして高校2年生の富樫航太を演じる16歳の山下は、ドラマスペシャル「瀬戸内少年野球団」(2016年テレビ朝日系)の正木三郎役でデビューし、連続テレビ小説「とと姉ちゃん」(2016年NHK総合ほか)での出演をきっかけに話題となった俳優だ。
元日スペシャルでは、そんな3人が演じる高校生が同日に謎の失踪を遂げる。銃撃事件と強く結びつきながら行方が分からなくなっている3人は、やがて特命係の杉下右京(水谷豊)、冠城亘(反町隆史)と対峙する。
健太郎は、「強さと幼さ、儚さを持つ喬樹を演じるにあたり、内片(輝)監督は全てのシーンをとても細かく演出してくださり、今までにない引き出しを作っていただきました。沢山のベテラン俳優の皆さんにももまれ、貴重な撮影期間でした」とコメントを寄せた。
小原は、「撮影現場では、水谷さんと反町さんが僕の住んでいる島根県について、『次回会うときに縁結びのお札とノドグロを持ってきてくれ』とおっしゃってくださったりと、思わず笑ってしまうような場面も多く、緊張していた僕を和ませてくださりました」と明かす。
山下は、「同じ高校生役のお二人とは初めての共演でしたが、打ち解けることができて楽しく撮影できました。僕らは一体何者なのか、善か悪か、どのように事件に関わってくるのかに注目して見ていただきたいです。迫真のお芝居を目の当たりにし、自然と感情を出すことができました」とアピールした。
白昼の野外クリスマスイベント会場で発砲事件が発生する。歳末パトロールに当たっていた右京と亘は、銃声を聞き現場に急行。しかし、2人が目にしたのは血痕のみで、犯人のみならず、撃たれた被害者までもがその場から姿を消していた。
使用された拳銃は制服警察官に支給される「サクラ」である可能性が浮上。捜査員が特定を急ぐ中、広報発表を急かされた美彌子は銃に関する詳細を伏せて会見を開く。
ところが、その最中に気象庁の緊急災害速報メールの発信元がハッキングされ、交番で警察官が拳銃自殺し、そのサクラが無くなっていることが分かる盗撮映像が一般市民に拡散されてしまう。
サイバー犯のハンドルネームは「QTES689」。青木年男(浅利陽介)は、盗撮に利用された交番のパソコンから手掛かりを探ろうとするが、作業を始めた途端に自爆プログラムが作動。全てのデータは完全に消去されてしまう。
捜査本部が銃撃犯を追う中、右京は拳銃自殺した警察官について調べ始める。一方で亘は、撃たれた被害者の行方をつかむため、改めて現場近辺での聞き込みを開始。有力な情報を手に入れるが、その矢先に意外な人物が亘の前に姿を現す。
その後、特命係の2人は、半年前から行方不明になっている高校生の椎名智弘(小原唯和)が、失踪前日に発砲事件で消えた被害者と接触していたという目撃証言を独自に入手。智弘にはコンピューターのセキュリティーの脆弱性を見つける大会で優勝歴があり、その時にチームを組んだ上条喬樹(健太郎)と富樫航太(山下真人)も、智弘と同じ日から消息が不明になっていた…。
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