世界3大音楽フェスティバルの出演も果たしたオランダのEDMデュオ・Bassjackers(ベースジャッカーズ)。基本的にMarlon Flohr(マーロン)がDJを務め、Ralph van Hilst(ラルフ)がプロデューサーを担当している。
11月18日に千葉・幕張メッセにて開催された音楽フェスティバル「FANTASIA」では、DJ担当のMarlonが来日。Bassjackersのこだわり抜いたプレーは、ホールの観客を魅了した。パフォーマンスを終えたばかりのBassjackersに、イベントの感想やDJ生活の思い出などを聞いた。
――今回は“日本の美”をコンセプトにした音楽フェスティバルでしたが、パフォーマンスの感想を教えてください。
とてもかっこよかったです。ダンスと日本文化の間を取ったようなかっこよさがあって、日本の文化がとてもかっこいい文化であったことも知りました。本当に日本の文化の良さをうまく取り上げていたと思います。ホールにいる人は、特に前列を中心にみんな生き生きとしていて、とても素晴らしい光景でした。
――DJの間で、「元気を見せて!」と何度か声を掛けられていましたが、日本人の元気っぷりは見られましたか?
今日は本当に元気な皆さんを見られました。僕たちは活力がみなぎるような音楽を作っているので、僕も活力に満ちていたと思います。僕はDJブース内にいて、観客と一緒になって跳ねて、盛り上がっていました。ギブアンドテイクの関係だと思うんですよ。観客が跳ねているのを見たら、僕の気分も高揚して高く跳んで。そして僕が高く跳ぶと、みんな高く跳んで。本当、二つで一つのセットなんです。僕はパフォーマンスの中で、それが実現した瞬間が一番好きです。
――途中、「ライトを掲げて!」と声を掛け、みんなが一斉に手を振りだした一幕がありましたが、あの曲に対して何か特別な思いを抱かれているのでしょうか?
その曲は、Cheat Codes と Devi Lovato(デミ・ロバート)がタッグを組んだ「No Promises」のリミックスで、僕たちがそれを手掛けました。数カ月前にリリースされた楽曲だと思うのですが、僕はあのときの観客の様子とこの曲が素晴らしく平和な空間を作り出しているように感じました。そして、光がこの極上の雰囲気と曲をさらにぴったり印象付けるかのように思ったんです。
また、他にもたくさんのDJがライトで同じことをやっていますが、僕はあの時間が本当に調和しているように思ったので、ライトの指示を出しました。そして、あの曲は本日流したセットリストの中のお気に入りの一つでもあるんです。みんなが一緒に同じことをする瞬間は、とてもいい気分になりますし、みんなが作り出す光の光景が素晴らしいということも好きな理由です。
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