――そして、東江さんにとってはラストシングルになりますね。
東江:実は、卒業の方がリリースよりも先に決まっていたんです。それでも、リリースに私も最後に参加させてもらうって聞いた時に、正直ちょっと申し訳ない気持ちが多くて。
やめるって決まってるのに、ジャケットに載ったりしていいのかなっていう気持ちもあったんですけど、最後に参加させてもらうってスタッフさんに聞いた時に、そういう申し訳なさとかを忘れて、「最後に、感謝の気持ちをこのCDに乗せよう」と思って、今リリースイベントに挑んでいるんですけど、ファンの方もその気持ちを分かってくれて、“あがりぃがいた最後のシングル”として見てくれているし、その後もSAY-LAは続くので、次のSAY-LAがより良いグループになるように、自分の最後の力を振り絞りたいなって思います。
森:ありがとうございます(笑)。
東江:SAY-LAというグループが、まだまだずっと続いてほしいので、あと残り1カ月しかないんですけど、何か残せるように悔いなく頑張りたいと思います。
――改めて、卒業する理由をお聞きしてもいいですか?
東江:アイドル以外の世界でやりたい事を見つけたっていうのが1番大きい理由です。年齢っていうより(笑)。後ろ向きな卒業じゃなくて、アイドル人生でいろんなことをやらせてもらって、特にSAY-LAに入ってからの2年間は、自分が思い描いていた事を全てできた2年間で、悔いのない2年間になったので、前向きな卒業をさせてもらうことになりました。
――思い残す事はないくらい?
東江:はい!(笑)でも、ファンの人が、私が夢に描いていた事を「やらせなければよかった」って今言っていて(笑)。「もっともっと一緒にいたかった」って言ってくれるんですけど。また新たな目標が見つかったので、そっちの世界に向かって頑張っていきたいと思います。
――東江さん卒業で、また新体制がさらに新体制になりますね。
藤沢:私たちの中で、東江さんの存在が本当に偉大っていうか、大きかったから。だから、東江さんがいなくなっても、その穴を私たちで完璧に埋められるぐらいに頑張りたいと思います。
森:頑張って一新して、5人でやっていきます。
――新しいSAY-LAを、どんなグループにしていきたい!とかありますか?
森:より“正統派感”を出していけたらなって思います。東江さんは、お姉さん的な存在なんですけど、一番強い“正統派感”を持っていて、そのメンバーが欠けてしまうってことは非常に大きいので…。私たち、まだちょっと“正統派感”が足りないところがあるかもしれない…よね? 東江さんと比べると!
一同:(笑)
森:だから、そこを残りの期間で伝授してもらって(笑)。
東江:ちょっと聞いてください! でも、最年長の私が抜けることによって、年齢は若返るんですよ。
森:たしかに(笑)。
東江:そこは言いづらかったと思うんですけど、若返るので、そこをもうちょっとプッシュして、よりピュアになったっていうか。2人が入ってくれたことによってフレッシュ感が増したので、そこはみんな自信を持ってやっていってほしいなって、本当にずっと思っていました。若者でね? 大事だから、そこは。
森:頑張ります。
藤沢:東江さんの、落ち着いた感じもね。東江さん以外、私たちは「わぁ~」って感じでキャッキャしちゃうから…。
森:そうなの。同年代が揃ってるからか、年相応な感じなんです。
藤沢:落ち着いた部分も見習って、さらに“正統派感”をね。パワーアップ!
森:次に大人なのは、藤沢さんなんですよ。見習ってもらって(笑)。
藤沢:“次、大人”って言っても、みんなと1つ、2つしか変わんないんですけど。
森:そんな変わんないんです(笑)。
――じゃ、そういう所で引っ張っていかないといけないわけですね。
藤沢:いやー、ちょっと分からないですけど(笑)。
森:責任の押しつけ合いをしました(笑)。
【SAY-LA、「3000年に一度のハピネス」と共に“3000年に一度の正統派アイドル”を推す! へと続く。同記事は12月28日(木)昼11時アップ予定】
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