SPECIAL OTHERS“言葉のいらない”音楽で会場を躍らせる!ストレイテナーのトリビュート曲も!【CDJ】

2018/01/01 21:43 配信

音楽

2017年12月28日~31日の4日間、千葉・幕張メッセにて開催された国内最大の年越し音楽フェスティバル「COUNTDOWN JAPAN 17/18」。インストジャムロックバンド・SPECIAL OTHERS(スペシャル・アザース)は、12月28日に出演した。

【写真を見る】グルーヴィーな音色を奏でる又吉“SEGUN”優也


楽曲に歌が入っていないインストゥルメンタルにこだわり、そのスタイルを貫き通しているバンド、SPECIAL OTHERS。ASIAN KUNG-FU GENERATION後藤正文ら、他アーティストとのコラボレーションも展開している。

そんなSPECIAL OTHERSは、「TRAVELING GARGOYLE」でスタートを切った。この楽曲は、2017年にリリースしたストレイテナーのトリビュートアルバムに収録されている。“コラボイヤー”として活動した2011年にも、ストレイテナーのホリエアツシとのコラボレーション曲を発表しているだけに、SPECIAL OTHERSにとって感慨深い曲であるに違いない。

次に、芹澤“REMI”優真が奏でるキーボードのリフレイン(繰り返し)が特徴的な「AIMS」を披露。やさしさが感じられる、爽やかなサウンドがホールにのびやかに鳴り響くと、たちまち歓声が沸き起こる。グルービーな音色に、観客は心地よく踊っていた。

続けざまに、音のうねり方に個性があるキラーチューン「PB」を投下。次々と変調していくサウンドは、次の展開を予測させない。そしてそのまま、ホールを目くるめく世界に包み込んだ。

観客は、思い思いに体を揺らす人が続出する。疾走感のあるリズムパートで手を叩く人や、曲に合わせて手をヒップホップ調にあげる人も。前方では、激しく体を揺さぶる人の姿も見受けられた。