曲を演奏し終えると、芹澤は「どうもありがとうございます。SPECIAL OTHERSです。みなさん準備はいいですか? 3!2!1!ハッピーニューイヤー!」とカウントダウンをフライングし、観客を笑わせる。
その後も芹澤が「明けたね、明けたね~。みなさんにとって良い年となるよう、今年も祈っております」とトークを続けると、「このバンドは誰もツッコミの人がいないので、これだとこのまま続いてしまいますよ(笑)」とドラムの宮原“TOYIN”良太が指摘する。
ここで宮原は話を変え、「野音は抽選が全然当たらないので、久しぶりなんですよ」と春に決定したワンマンライブの告知を切り出す。芹澤も「まるでフェスに行ったような満足感が、フェスより安い値段で得られる我々の野音ワンマンですから(笑)」と、広がるようにトークを繰り広げる。
そして最後に、メジャーデビューを果たしたアルバムのリードトラック「IDOL」を披露した。駆け抜けていくようなサウンドでありながら、どこかノスタルジーを感じる同楽曲。一部アレンジを加えるも、メンバーとの息がぴったりそろった演奏に、オーディエンスからはすかさず拍手が沸き起こる。見事なあうんの呼吸のパフォーマンスに、変わらないメンバーで長年歩んできた絆の強さ、固さを感じた瞬間でもあった。
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