1月1日(月・祝)の深夜に、全国183の村にさまざまなアンケートを実施し、回答の中から面白いものをチョイスして現地に直行。回答の事実が本当にアルか否か?を調査するドキュメンタリーバラエティー「こんな田舎がアルか否か!?」(テレビ朝日系)が放送される。
本番組では、役場からのアンケートだけを頼りに、ひたすら聞き込みし、その行動力で“謎”を解き明かしながら、知られざる日本の村の魅力を掘り起こしていく。果たしてどんな真実が浮かび上がるのか。
今回、TKOの木下隆行は新潟の小さな島・粟島へ。その粟島浦村役場から寄せられた「知られざる埋蔵金伝説があります」という回答だけを頼りに、村に眠っているという埋蔵金の“謎”を探る。埋蔵金伝説は事実として存在するのか、そして埋蔵金は見つかるのか!?
新潟の岩船港からフェリーで55分、新潟県の北側、佐渡島の北東方向にぽつんと浮かぶ小さな島・粟島。粟粒のように小さいことが名前の由来となった粟島は、およそ90%が深い緑に囲まれ、東西の沿岸部に集落が点在している。
島全体が粟島浦村という自治体になっており、人口約350人、169世帯が暮らしており、近年では観光スポットとしても人気を博しているという。そして何より、日本最大の金銀山として栄えた佐渡島の隣の島でもあり、否が応にも期待が膨らむ。
早速聞き込みを開始したTKO・木下。島の老人たちから話を聞き、島一番の物知りだという民宿の主人を紹介してもらう。その老人の話によると、島の南側にある釜谷地区という所にかつて埋蔵金を掘りに来た人がいたとのこと。早速木下は釜谷地区へ移動、当時をよく知る老人を紹介してもらうことに。
木下が話を聞くことができたのは、88歳になる老婦人。木下がいきなり「埋蔵金…」と口にすると、その老婦人は笑いながら「分かりました」と一言発する。しかも「埋蔵金は私が主役ですから」とニッコニコ。“埋蔵金の主役”というのは、どういうことなのか?
彼女の話によると、昭和の何年かに一人の観光客が来たそう。名前も風貌も覚えており、「俳優みたいな人だったよ」という。その俳優みたいな男性が埋蔵金のことで粟島にやってきたと話したそう。
男性が彼女に話したところによると、佐渡金山奉行に任命されたある人物が、莫大な財を築くことに成功。その金を誰にも奪われないよう、各地に自らがため込んだ財宝を隠したという。
つまり粟島に眠る埋蔵金というのは、その大金持ちが隠した財宝の一つということ。埋蔵金伝説が一気に真実味を帯びてきた。
問題はそこから先、その老婦人のもとにやってきた“俳優のようなイケメン男性”はその後、思わぬ悲劇に見舞われてしまったとのこと。そして、埋蔵金が眠る場所を特定して掘ったのか、掘らなかったのか、当時を知っているはずの老人たちの証言も錯綜していく。
二転三転する話に困惑する木下。果たして埋蔵金が眠る場所は特定できるのか、そしてそれはどんな場所なのか…。ネットにもほとんど情報がない、小さな島の“知られざる真実”が明らかになる…かも。
さらに、粟島浦村は縄文式土器、金で書かれた石碑などが出土する“お宝村”ということで、村人のお宝を聞き込み調査。元村長の老人のご自宅を訪ね、出てきたのはなんと「織田信長の礼状」だとか。その真実とは。
そしてゲストのお宝も披露! 関根勤のお宝は、世界的に著名な画家からの贈り物の絵だというが、果たしてその人物とは?
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