2018ハロプロリーダー座談会(2) 理想像や苦労話などリーダー論をトーク♪【ハロプロ誕生20周年記念連載】

2018/01/01 09:15 配信

アイドル

2018年はハロー!プロジェクトが、アイドル界&音楽界を席巻!撮影=磯崎威志


月刊ザテレビジョンでスタートした、ハロー!プロジェクト誕生20周年記念連載「ハロ!愛(ラブ)」。WEB版のスペシャルインタビューとして、モーニング娘。'18、アンジュルム、Juice=Juice、カントリー・ガールズ、こぶしファクトリー、つばきファクトリーといった、ハロー!プロジェクトの各グループのリーダー対談が奇跡的(!?)に実現。パート2は、各グループのリーダーが、自身がイメージするリーダー像やリーダーだからこその喜びや悩みをトーク!

目標、イメージしているリーダー像はありますか?


宮崎由加「私は元モーニング娘。の道重さゆみさんです。この世界に入ったきっかけをくれた人で、偉大な先輩。常にかわいいを追求されていてアイドルの鏡。どんなときもかわいくて完璧な存在なんです。私も、道重さんみたいになれたらなって思いますね」

山木梨沙「私も道重さゆみさん! 神様のような存在です。あと、いちばん近くで見てきたももち先輩(嗣永桃子)。2人を目指してアイドルとしてがんばりたいです」

山岸理子「私はモーニング娘。の高橋愛さん。高橋さんご自身が言っていたんですけど、メンバーにあまり怒れなかったという話を聞いて、私とちょっと似ているなと。高橋さんみたいな優しいリーダーになれたらいいですね」

広瀬彩海「モーニング娘。の初代リーダーの中澤裕子さんを目標にしています。言ったことないんですけど、中澤さんってすごくリーダーのイメージが強いじゃないですか。モーニング娘。さんをすごく引っ張っていて、お母さんみたいな存在だったんじゃないかなと思っているんです。ダメなことはダメとしっかり言いながら、信頼される。この人がリーダーで良かったなと思ってもらえるようなリーダーなんじゃないかなと」

モーニング娘。の偉大な先輩方の名前が出ていますけど、譜久村さんはいかがですか?


譜久村聖「モーニング娘。の9代目リーダーなので、自分を歴代リーダーの8人と比べることが結構あるんです。道重さんだったら新曲が出るたびに心に残る言葉を言うんですよ。それがニュースとかの見出しになったりするので、わかりやすく情報を提供するということを学ばせていただきました。高橋愛さんみたいに、多彩で歌やダンスもできるっていうのも憧れます。私は歴代のリーダーの憧れている部分は吸収していきたい。全リーダーのいいところを兼ねそえたリーダーになれればなと。私自身はリーダー気質ではないかもしれないけれど、歴代のリーダーの良さを自分流にしていければ、最強のリーダーになれるんじゃないかなって思います」

和田彩花「う〜ん。いいなって思っていても、その人にはなれないから。自分にできないことはわかっているので、自分のできることをしっかりやりたいですね。尊敬という意味では、私も中澤裕子さんですね。厳しかったけど、今でもみんなから慕われて尊敬されているのは、厳しいことを言っても愛が伝わっていたんだなって。なので、自分も後輩を注意するときは、愛を持って言うようにしています」

リーダーをやっていてよかったことは?


譜久村「メンバーやファンのみなさんから、ふくちゃんがリーダーでよかった!って、言ってもらえることがいちばんうれしい瞬間です。自分をリーダーとして見てくれているんだと思うと、うれしくなりますね」

広瀬「一緒です! 私もメンバーやファンの方に『あやぱんがリーダーでよかったよ』って言われるときがいちばんうれしい。普段、感謝の気持ちを伝えてもらえる事って少ないじゃないですか。リーダーという役職が、活動を続けていくほど当たり前になっていく。自分では普通の生活をしているだけなのに、リーダーでいてくれてありがとうって言ってくれるのはすごくうれしいです。もちろん、最初はプレッシャーに感じていたこともありましたけどね」

山岸「みんなが『リーダーリーダー』って言ってくれて、頼ってきてくれるのはうれしい。個人的な相談事はLINEで来たりします。リリースイベントとかは、私がMCを決めたりしているので『これ、どうしたらいいですか?』とか、そういう時に頼られることがうれしいです」

山木「カントリー・ガールズ最高だね!っていう言葉が好き。握手会では、ファンの方が短い時間の中で、一生懸命に言葉で伝えようとしてくれるんです。ブログのコメントも、ひとつひとつがうれしいですね」

宮崎「私たちはライブが終わった後に『どうもありがとうございました。Juice=Juiceでした!』って言うんですけど、その瞬間がいちばん喜びを感じます。Juice=Juiceはライブが好きな子が多いので、みんなで大事に作り上げてきた1公演の最後に『ありがとうございました!』と言える瞬間が、リーダーとしても幸せを感じます」

和田「イベントなどで急遽コメントを求められたり、アンジュルムの代表として大事なことを言わなきゃいけないとき、デビュー当時はなんて言えばいいか分からなくて嫌だったんですよ。でも、そういう場面がスゴく多くて鍛えられました。いろいろなことを言えるようになったから、リーダーをやっていて良かったなって(笑)」