見どころは“静”と“静”の緊張感!平岡祐太SPインタビュー

2018/01/04 05:00 配信

ドラマ 映画

出会い系サイトで少女を物色する教師役を演じる平岡祐太

大人気コミック「不能犯」の衝撃エピソードを映像化したdTVオリジナルドラマ「不能犯」が、映像配信サービス「dTV」で12月22日より配信中。

同作品は、「思い込み」や「マインドコントロール」で人を殺すなど、常識的に考えて証明できない“立証不可能犯罪”の能力を駆使してターゲットを確実に死に至らしめる殺し屋・宇相正(うそぶきただし)と、彼に翻弄(ほんろう)される人々の悲惨な運命を描いた新感覚スリラーエンターテインメント。既に映画化も決定しており(2月1日公開)、同作は映画公開に先駆けて配信している。

映画同様、宇相吹役を松坂桃李、宇相吹と対峙(たいじ)していく刑事・多田友子を沢尻エリカが演じ、ドラマオリジナルキャストとして永尾まりや、永井大、平岡祐太が登場する。

1つのエピソードを前後編に分けて送る3話(1月5日配信)、4話(1月12日配信)では、平岡が出会い系サイトで少女を物色する教師役を熱演。今回、平岡にインタビューを行い、ストーリーの感想や演じる上で意識したことなどを語ってもらった。

――台本を最初に読んだ時の感想は?

リアルの中に潜む人間の心の闇を描き出していて、すごくいいテーマだなって思いました。また、1話30分という長さにぴったりの展開で、台本をめくる手が止まらなかったです。現代のネット社会にまつわるストーリーなので、ご覧いただく方も入ってきやすいだろうな、と。僕自身、SNS上で自分を飾ることに疑問を抱いていますし、同じ思いを抱いている人も少なくないと思うので。

――出会い系サイトで少女を物色しているという教師役でしたが、演じる上で気を付けたところは?

生徒が出会い系サイトを使って大人をだましてお金を取っているというシーンから始まるのですが、それを止めようとしてサイトを見ているのか、はたまた違った目的があるのか…。見ている方に「どっちなのだろう?」と惑ってもらえるよう、ミステリアスな感じが出るように心掛けました。

余計な動きや表情を極力省くことで、見ていただく方の想像力がかき立てられるように頑張りました。“裏の裏の裏”くらいになればいいな、って(笑)。

――原作に登場するエピソードでありながらも、原作とは違った(原作では警察官)役どころでしたが?

そうなんです。だから、周りの方に「原作に登場するいろんなキャラクターが混ざった役だから、読むとこんがらがるかもしれないから読まない方がいいよ」と言われまして、いただいた台本を読み込んで演じさせていただきました。

――撮影で一番苦労したところは?

物語の途中で刺されてしまうのですが、刺された後の動きには一番心を砕きました。刺された後でこの人はどこまで動けるのか、ということをすごく考えながらのお芝居でしたね。

そのあんばいが一番苦労しました。演じた後もうまくできたのか心配で、映像になってから胸をなで下ろしたくらいで(笑)。そこに少しでもわざとらしさが出てしまうと、せっかく物語の世界に入り込んでくださったいた方も一瞬で冷めてしまいますから。

――宇相吹の口癖「…愚かだね、人間は」というのが同作品のテーマですが、「人間は愚かだな」と思うことは?

僕、ゲームが大好きでいろんなゲームをやるのですが、この前、戦争ゲームをやっていて「愚かだな…」って思いました。「自分は何をやってるんだろう?」って。

――特殊能力を持った主人公の物語。もし、特殊能力が得られるならどんな能力が欲しいですか?

なんですかね…。(台本を一度読んだら忘れない瞬間記憶などは?)あったら欲しいですけどね(笑)。でも、完璧に覚えていない方がいい気もします。完璧に覚えていると、せりふが棒読みになっちゃいそうですから(笑)。あやふやなところがあるからこそ自分の内から出る言葉になっているんじゃないかなって。

――最後に3、4話の見どころをお願いします!

僕としては、松坂君と向き合っている瞬間が一番スリリングな気持ちになったんです。2人の間に流れるちょっとした心理戦のような空気感! “動”と“静”で言えば、2人共“静”の役柄。そんな“静”と“静”だからこそ生まれた、静かな2人による緊張感は演じていて楽しかったので、皆さまも楽しんでいただけると思います!