亀田興毅、現役復帰宣言!「できるのであればもう一回リングに上がろうかな」

2018/01/02 00:48 配信

芸能一般

特別番組「AbemaTV新春ボクシング祭り!亀田一家人生を賭けた3大勝負」が1月1日に放送された(C)AbemaTV

1月1日昼1時から10時間にわたって生放送された特別番組「AbemaTV新春ボクシング祭り!亀田一家人生を賭けた3大勝負」(AbemaSPECIAL)で、亀田大毅が挑戦者たちを寄せ付けないパンチを繰り出し“お年玉1000万円”を死守。また、兄・興毅の現役復帰宣言も飛び出すなど、元日から大盛り上がりの展開となった。

同番組では、元プロボクサー・亀田興毅率いる“亀田一家”が3大勝負として、興毅の弟で元プロボクサー・大毅、プロボクサー兼YouTuber・ジョーブログ選手、亀田三兄弟の従兄弟にあたるプロボクサー・亀田京之介選手の3人が人生を懸けた熱い戦いに挑んだ。

前半に別途開催されたプロボクシングの興行にて、ジョー選手と京之介選手のプロデビュー戦が終わると、夜6時過ぎからは大毅が人生を懸けて挑む企画「亀田大毅に勝ったらお年玉1000万円」を生放送した。

初戦、地下格闘技の現役選手である“狂乱のケンカ屋!”こと、和魔を相手に3ラウンド守り抜いた大毅。続く“けんか最強ホスト”こと、ホストの黒咲豪さんが相手だった2戦目は、初戦の守るスタイルから一転、レフェリーストップがかかるほど、かなり攻撃的にパンチを繰り出し、黒崎さんを圧倒した。

そして3戦目は、“究極の貧乏シザーハンズ!”こと、美容師の三輪太一さん。事前に生放送された調印式にて大毅から「声が小さいな」と言われていた時から一変、名前を呼ばれリングに現れた三輪さんは手を大きく挙げたり、会場をあおったりと終始ハイテンション。

試合が始まるといきなり大毅の元へ猛ダッシュする姿や何度も大毅からパンチを受けるも倒れない姿に、解説のプロキックボクサー・武尊選手は「(試合している姿は)僕以上にアドレナリンが出てたんじゃいなですか、逸材ですね」と驚きを隠せない。しかし、2ラウンド目でTKOとなり、大毅をKOすることはできなかった。

最終戦は、事前に行われた「亀田大毅に勝つと思うのは誰?」というアンケートによって最も勝つと予想された1位だった、“神のパンチを持つ男!”こと、農家・和田高志さん。

最終戦ということもあり、大毅は父・史郎の肩に手を乗せて、現役時代の衣装である弁慶姿で登場。体に“神”という文字の入れ墨が3箇所に入っており、自らを“神”と語っていた和田さんは、試合が始まると果敢にパンチを繰り出した。

だが、解説の元プロボクサー・内山高志が「最後なので思いっきりいくと思いますよ」と予想した通り、大毅は元世界チャンピオンという格差を見せつけるように容赦なくパンチを打ち込み、審判からストップの合図が。和田さんは、残念ながら大毅さんをKOすることができませんでした。

和田さんとの試合後、「実はほとんど目が見えていなかった」と明かした大毅は「皆さん新年明けましておめでとうございます。調子乗っていましたけど、肩が上がらなかった」と試合を振り返った。

さらに続けて「ここに可哀想なごぼう先生がいるんで、1ラウンドでいいかな? 肩が上がらないし、腰が痛いから1ラウンドだけで申し訳ない」と、5人の挑戦者候補のうち、視聴者アンケートの結果で落選してしまった介護アイドル“ごぼう先生”こと、簗瀬寛さんと対戦すると宣言。

梁瀬さんも「1ラウンドでも戦えるのは本当にうれしい」と話し、会場は拍手に包まれた。

挑戦者との体格差や左目の網膜剥離で視野が狭かったことを物ともせず、5戦を戦いきった大毅は、現役時代と同様歌を生披露。しかも、ボクシングでつらい思いをしていた時に書いていたという自作の曲「みんなへ」を「日本のリングで歌いたかった」と話し、初披露した。

戦った疲労を全く感じさせず熱唱すると、MCを務めるロンドンブーツ1号2号田村淳は「めちゃめちゃいい歌じゃん! こんな繊細な歌詞書けるの!?」と驚いている様子。プロボクサーの時から引退、そして今まで弟のことを一番そばで見ていた兄・興毅は、大毅の歌声や歌詞に涙を流す場面も。

番組の最後には、「AbemaTV新春ボクシング祭り!亀田一家人生を賭けた3大勝負」を見守り、“亀田一家”の棟梁を務めた興毅から重大発表が。

それは、「今日、京之介やジョー、大毅がすごくいい試合をして、自分も最後やり残した、やらなければならない試合があるんじゃないかと思い、と思います」と興毅が宣言すると会場がどよめき、視聴者からも「すげーーーー!」「応援する!!絶対する!!」「おおおおおおおお」と大きな反響が寄せられた。