大地真央が越路吹雪としてステージへ! 名曲「愛の賛歌」を熱唱し『劇場はホッとする空間』

2018/01/06 07:00 配信

ドラマ

越路吹雪の絶頂期を演じる大地真央がシャンソンを熱唱!(C)テレビ朝日

1月8日(月)よりスタートする帯ドラマ劇場第3弾「越路吹雪物語」(毎週月~金昼0:30-0:50ほか、テレビ朝日系ほか)で、越路吹雪の絶頂期を演じる大地真央が首都圏の劇場にてクランクイン。シャンソンの名曲であり、越路吹雪の代表曲である「愛の賛歌」を熱唱した。

同ドラマは、圧倒的な歌唱力と表現力で日本中を魅了した戦後の大スター・越路吹雪の一代記。越路が「落ちこぼれ」と言われた宝塚時代から、希代の作詞家・岩谷時子との濃密な友情をつづっていく。

大スターでありながら、毎回ステージに立つ直前まで緊張に震えていたという越路吹雪。いつの頃からか、マネージャーの岩谷時子に背中に指で「虎」の字を書いてもらい、「あなたは虎、お客様は猫」と背中を3回叩いてもらうのがお決まりになっていたのだそうだ。

大地は、そんな越路の“繊細さ”と“大胆さ”を象徴するシーンに、撮影初日にして挑むことに。黒のゴージャスなドレスを身にまとってステージに現れた大地は、舞台脇で岩谷時子役の市毛良枝に背中を押され、意を決してステージへ。

ピンスポットが当たると、スッとシャンソンの女王らしく「愛の讃歌」を堂々と歌い上げた。宝塚時代からシャンソンとあまり縁がなく、「シャンソンは60歳ぐらいのある程度年齢と経験を積んでから歌うものだと勝手に決めていたのですが、ちょうどその時期がドンピシャで訪れて驚いています! 私にとって新たなチャレンジですね」と心境を明かす。

念願の挑戦を終えた大地は、「越路さんは演じるように歌われるので、単なるものまねではなく、“香り”や“ニュアンス”を表現したいと思い、越路さんが歌っていらしたキーのままで歌いました」と語る。 

さらに、「私自身、舞台で育ってきたので、実は劇場はホッとする空間。一言では言い表せないくらい緊張もしましたが、クランクインの場所が劇場だったことで、ちょっとした安心感もありました。越路さんの“思い”を無理なく込めて演じることができたと思います」と撮影初日を笑顔で終えた。