声優サバイバル4終幕! オーディオドラマ出演枠は誰の手に!?

2018/01/06 17:50 配信

アイドル

緊迫の結果発表(動画よりキャプチャ)


厳正な審査の末、役を勝ち取ったのは?


10分が経過し、ようやく審査員がカメラの前に戻った。佐藤氏がさっそく配役の発表を始める。まずは出演確定の竹村かながどの役になるかを発表。「伏黒役です!」と配役を告げられると竹村はガッツポーズで応え、ユーザーが無数の「88888888」でコメント欄を埋める。

伏黒祈梨役に選ばれた竹村かな(動画よりキャプチャ)


間髪入れず次は宮桃役の発表。ドラムロールが鳴り響いた後、「菅沼美咲さん!」と告げられると、菅沼は「はい! ありがとうございます!」と元気よく返事。自分でも予想外だったのか少し上ずった声だった。ファンからは「おめでとおおおおおおおおおおおお」「あああああああ号泣」「だあああああああああ」と声にならない叫びが上がった。

宮桃もも役に選ばれた菅沼美咲(動画よりキャプチャ)


そして残るは恭野役。発表の前に佐藤氏とおにぎりマン氏が「めちゃめちゃ競って、めちゃめちゃ悩みました」と気持ちを吐露する。どうやら審査が長引いた要因はここにあったようだ。鳴り響くドラムロール。そのわずか10秒ほどの時間がとても永く感じられた。「シャーン!」というシンバル音の後、佐藤氏の口から発せられた名前は「伊南咲希さん」。瞬時にカメラが向けられると、伊南は泣き崩れそうになる顔を必死で抑えていた。コメント欄は言うまでもない、「否」の嵐だ。これほど語句本来の意味からかけ離れた「否」は前代未聞かもしれない。

恭野文香役に選ばれた伊南咲希(動画よりキャプチャ)


続いて佐藤氏から審査のポイントが発表された。竹村は「聞いていてかなり演技に柔軟性があった。恭野目当てなのかな? と思われたが、最終的に伏黒役を任せたいという話になった」、菅沼は「声作りに苦手意識があったようだが、意外とできていた。ちゃんと宮桃のキャラクターも表現できていた。あともう少し頑張ればいけると思って選んだ」伊南は「恭野役は本当に悩んだ。決め手のひとつはおにぎりマンさんが伊南さんの声が好きだということ。若干演技に不安があるが本番で地獄を見てもらいたい」。一人ひとりしっかり考えて選んだことが伺えるコメントだった。

役に選ばれた3人。左から竹村かな、菅沼美咲、伊南咲希(動画よりキャプチャ)


選ばれた3人からの受賞の言葉の後、声優サバイバルプロデューサーが「ここでサプラーイズ!」と声を張り上げる。なんと、雑誌「声優グランプリ」から、Webインタビュー記事の特別賞が用意されたというのだ。台本にはない、まさにサプライズだった。特別賞に選ばれたのは、梅原愛子と武石恵吏奈。「梅市長おめでとう88888888」「ぉぉーえりなさん良かったのぉー」と温かい祝福コメントが舞った。

こうして「声優サバイバル4」は終幕した。47日間の個人配信レースと、全4回の本放送。そして、シリーズ初の試みとなった今回の公開オーディション。熱い戦いを繰り広げた声優たちは今も生テレを始め、数々のフィールドで努力を重ねている。今後の彼女たちの活躍に期待が募るばかりだ。