大地真央&瀧本美織が「越路吹雪物語」の主題歌を担当! 週替わりでシャンソンの名曲を披露

2018/01/07 07:00 配信

ドラマ

大地真央、瀧本美織がシャンソンの名曲を熱唱!(C)テレビ朝日

瀧本美織コメント


――主題歌をレコーディングしてみていかがでしたか。

自分の名前で歌を歌わせていただけるというのはとても光栄なことです。ひと足お先に出来上がった一週目を見たとき、主題歌と自分の名前が共に出た瞬間とても感動しました。

レコーディングした曲は爽やかで晴れ晴れしい気持ちになったり、とにかく明るく元気なものから越路さんの代表的な「愛の讃歌」はもちろん、色気や大人の女の余裕が感じられる歌までさまざまです。皆さまの午後からの元気を後押しできればいいな、という気持ちを込めて歌いました。

――レコーディングのために準備されたことがありましたらお聞かせください。

越路さんを完全にまねするのではなく、そこからヒントをいただいて自分ならこう歌う、というイメージを膨らませました。越路さん自身も、CDやライブごとに全く違うように歌っていたり、想いのまま自由に歌われていると感じたので、歌ごとに違う表情をつけました。

でも一番は歌に乗せていただいた、と思っています。どの曲も歌っていてすごく楽しかった! スタッフさんも、「豊かな歌ばかりだね」と仰っていて、いい歌は時が経っても色褪せないのだなと思いました。

――6曲の中で思い入れのある楽曲はありますか。

「幸福を売る男」です。実は「すみれの花咲く頃」をレコーディングし終わって、次はこの歌、というとき、愛兎が亡くなったと連絡がきたんです。レコーディング中だというのに思いきり泣いてしまったんですが、この歌の明るさに励まされ、心を込めて歌い切ることができました。私が彼になって歌っているようでも、彼に向けて歌うようでもありました。

レコーディングし終わったばかりのこの曲をすぐ家族の元に送りました。一晩中愛兎に聴かせてくれたそうで、いい表情をして本当に聴いているみたいだったと聞いて、最期に会えなかったけど、歌でつながっているような気がして、「あぁ良かったなぁ」と思いました。

人が幸せならそれでいいという無償の愛を感じる歌詞、愛を持って生きている人は強いと感じさせてくれるこの歌が私は大好きです。