1月9日、都内で1月12日(金)スタートの金曜ドラマ「アンナチュラル」(TBS系)のプレミアム試写会が開催された。
主演の石原さとみをはじめとする、井浦新、窪田正孝、市川実日子、松重豊らキャスト陣のほか、脚本を務めた野木亜紀子氏と演出を手掛ける塚原あゆ子監督が登壇。
会場には約5000通の応募から抽選で選ばれた150人の観客が集まり、一足早くドラマの第1話を観賞した。
主人公の法医解剖医・ミコトを演じた石原は「1話を作るのに、すごく時間をかけました。野木さんが書かれた普通のフランクなせりふが最終回につながっていくくらい、一つ一つのせりふが重要なのでそこに注目して楽しんでほしいです。早く皆さんの感想が聞きたい」と、笑顔。
ミコトの先輩法医解剖医・中堂を演じた井浦は「初々しく1話を撮影したかったんですけど、(中堂が)なんせ態度が悪いので全くそんな雰囲気がない中でやっていました(笑)」と、笑いを誘うも「撮影の現場は共演者、スタッフの皆さん一丸となってドラマを作っています。ドラマ作りの底力を、僕自身も見させていただきました」と、撮影の思い出を振り返った。
ミコト率いる三澄班のバイトの記録員である六郎を演じる窪田は、「法医学という世界に、六郎も僕自身も初めて飛び込んだということもあって視聴者目線というのが六郎の役割かなと思っています」と、自身のキャラクターについて語り、「皆さんが同じ方向を向いて職人となって、こびることなく作られた作品だと思いました」とチームワークの良さをアピール。
さらに、印象に残ったシーンを聞かれた井浦が「さとみちゃんが物を食べるシーンが素晴らしい。リアルに“生きる”ということが伝わってきて、本当に印象に残りました」と明かすと、石原は「最初のシーンは納豆巻きを食べるはずだったんですが、天丼になったんです。大口開けてかき込む感じがいいなと思って」と、裏話を明かした。
前日まで1話の完成作を見るのを忘れていたという松重は「昨日は『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』を見に行って、その後に1話を見たら本当にいろんな伏線が張り巡らされていて、『スター・ウォーズ』より面白いんじゃないかと」と語り、会場では爆笑が巻き起こった。
また、ムードメーカーだという市川について石原は「実日子さんのテンションで現場の空気が変わる。実日子さんが笑ったらみんな笑うし、実日子さんが泣いたらみんな泣くんです」と、告白。現場では“実日子ヨガ”と呼ばれる、市川発案のヨガを共演者たちも一緒に行ったという仲良しエピソードも明かし、市川は「背骨をこうやって伸ばすといいみたいですよ!」と記者に向けて伝授した。
終始、チームワークの良さがうかがえた“アンナチュラルチーム”。ドラマの中では、一体どんなチームワークが見られるのか期待だ。
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